2014/5/2三日目 福山−今治

ragi-jun2014-05-02

朝は五時半ごろ起きて身支度後、ホテルを6時半頃チェックアウト。昨日廻り忘れた福山城に行く。福山城福山駅に面してて、お堀もないため、昨日の姫路城よりもずっと街中にある感じ。写真撮ったり見て回ったりして、7時過ぎには出立。
福山から尾道間は2号線で20kmほどだけど、当然のごとく自転車通行不可区間があるので、山間を抜ける県道を使っていく。多少回り道だけど8時過ぎには尾道に到着。
さっそくしまなみ海道開始、ということでまずは対岸の向島に渡る。尾道市街と向島の間は橋はあるんだけど、自転車じゃ危険ということで渡船を選択。尾道渡船と福本渡船など何本かあるみたいだけど、まず目に入った福本渡船で渡る。自転車込み110円。安いと思ってたけどここが一番高いらしい。どうでもいいが。
渡った先で聞き込みすると、少し言った先の観光センターで聞くといいということでさっそく自転車用のブルーラインに沿って出発。観光センターこころで情報を得て、しまなみ海道のクーポンとかを近くのコンビニで購入。ここから本格的にサイクリング。
しまなみ海道は、サイクリング観光に力を入れてて、まず路面には自転車用のブルーラインが引いてあってとりあえずコレに沿っていけば迷うことはない。しかも途中途中にしまなみサイクルオアシスという補給や空気入れのできる店やスポットが多数あるし、なにより車や信号がすくなく気持ちよく走れるコースが整備されてて走りやすい。なにより瀬戸内の海と木々も多いコースで見所も多く、ほんとに走るだけで楽しい。
向島湾岸を走るとまずは第一の因島大橋に接近。入り口の坂も斜度は低めで軽く登っていける。まあママチャリとか普段の足くらいの人も利用するところだから激坂とかにする訳も無い。初めての渡海に加え、かなりの高さということで割とビビりながら走る。両側をフェンスに挟まれた自転車専用道路だけど、そこから覗く風景は素晴らしい。人気が出るのもよくわかるってなもんです。
因島では、すこしコースを外れて、村上水軍の水軍城に寄ってった。毎日城廻してるな。割とキツい上りと下りがあったけど、全体的に平坦で軽く走破。生口橋を通って生口島へ。ここではひとつ寄りたいところがあって、ジェラートの名店ドルチェ瀬戸田楽天でもランキングトップとかで割と有名。休憩も兼ねて瀬戸田レモンとデコポンジェラートを食う。その間にも平日というのにサイクリストが続々と入ってくる。さすがしまなみ。トレンクルのペアも居た。いいなあ、あれ。
http://www.setoda-dolce.com
その後は多々羅大橋を渡って大三島へ。ちょうど昼の鐘がなってたので道の駅「多々羅しまなみ公園」で海鮮丼を食う。そのあと、しまなみのみかん類を売ってるところで実家と弟宅に土産を送る。さすがに農家から直接販売してるだけあって、安いし美味しい。実際のところかご一杯の柑橘類で2000円以下。送料が痛いわ、もっとまとめて送っとけばよかったな。
そこからは、一気に今治まで流す。伯方島の大きなサイクルターミナルとか寄ってみても良かったかも。吉海の上りは向い風が強くてちょっとキツかったがそれでも軽く走破して最後の来島海峡大橋に差し掛かる。
ここの入り口は自転車専用のロータリーがあるんだけど、これがかなり高い上に狭くてかなり怖い。下から見上げての高さも圧倒だけど登ってみるとさらに迫力あるなあ。大橋に乗ったらあとは今治まで海の上を数キロに渡って走る。車で橋を渡るときとは違う感覚で本当に空を渡っているかのような視点が面白い。楽しんで走ってたらあっという間に対岸。今治市内に到着。
こっから今治市街まで約10km。しまなみ海道自体は尾道今治の市街を結ぶラインなのでブルーラインがほぼ駅前まで繋がってて、泊まる予定のホテルまで迷わず到着。時間もあったのでそのまま今治城観光に。今回は時間に余裕があって天守閣に上る事が出来た。今日走って来たしまなみ海道が一望できるロケーションでしまなみ海道走破した実感が湧いて来た。
そのあとは、一部で有名な10円寿司の店で軽く夕食、とはいえ昨今の事情で25貫で350円の14円寿司になってた。小さいながらもきちんとしたネタと握りで美味しい。後々考えると二皿頼めば良かった。
その後、ホテルにチェックインしていつもの洗濯と風呂で落ち着く。今治尾道の駅前にはジャイアントストアがあって、それぞれで整備器具を貸してくれるとかで、先に駅前のジャイアントストアで自転車整備借りとけば良かったとちょっと悔いる。まったりした後、夕食になにか食うかと検索してたら海鮮はもちろんあったけど、なんか今治にはB級グルメ焼豚玉子飯というのがあるらしく、ちかくにあるということでそっちを選択。ご飯の上にタレの乗った焼豚を乗せて、半熟目玉焼きを二つ乗っけたもので、黄身をときながら食うのが作法らしい。うん、まあ美味しいとは思うが、これどこでも食えるんじゃねえ?って感じ。後は、軽くそこらへん歩き回って寝る。ホテルのテレビがブラウン管にデジタルテレビチューナーを外付けというところがなんとも。ま、布団があればいいや。