2014/5/1二日目 姫路ー福山

ragi-jun2014-05-01

ホテルでの朝食食って出発。ひたすら西へ、ということで昨日と同様に国道二号線を走るつもりだったけど、ちょこちょこ自転車進入禁止区域が出て来てまともに走れない。特に山間部の区間とかは平行する道路も無く脇道抜けるのもつまらないんで、いっそのことと海側に移動。
播磨シーサイドラインという海岸線道路。すこし遠回りだけど、信号も車も少なく、路面も悪くない。なにより瀬戸内海沿いを気持ちよく走れるラインで山間を抜けるよりもこっちを選んでよかった。
しばらくというか50kmほど平地を走っていたら突然の上り。高取峠というかたかだか標高100mほどのしょぼい上りだけど、それまでほぼ平坦だったので、ペースが落ちる。とはいえ、100mなんて連光寺坂と変わらん。いくらなんでもそんなに低い坂には思えなかったが、あれ?
まあ、登りきったところで忠臣蔵赤穂市に突入。家のまんなかに居ると危ないですよ、中心グラってね。というネタを思い出しつつ、岡山県に突入。
岡山県と言えば、県全体が「天地無用!」の聖地みたいなもんであちこちに由来の地名が出てくる。とはいえ、主人公たちはどちらかというと内陸、山側なんでそんなに見て回る程の余裕も無く岡山市を通過。この時点ですでに100km越えてて一日100km程度を予定していたのがもろくも崩れる。まあ、まだ昼過ぎだし余裕ではあるが。
そこから、倉敷に移動してる辺りで日差しが強くなり、日焼けがそろそろヒドい有様になって来たんで慌てて日焼け止めを塗る。まあ後の祭りですが。
倉敷では一カ所だけ行きたいところがあって、かなり勘とあいまいな記憶を宛てにして、倉敷美観地区に立ち寄る。
ここは、八代一中の修学旅行で見学に来た場所、じゃ無いかと思う。それこそまったく地名に覚えは無いが、街並はかなり覚えていて、川の両側に石畳のようなひろい歩道があって江戸時代のような古い建物が並ぶ通り。たしかあの時は小雨が降っててすこし暗いくらいで雰囲気がある古い街並だったはず。
たどり着いてみるとその一角だけ、記憶通りの古い街並があった。それこそ突然現れる街並に驚きすら感じるくらいだけど、テーマパークほど浮いてる感じも無い。とりあえず入ってみるとここで間違いないと思う。
ここで、帰省の替わりに実家に岡山の果物をつかったコンフェチュールを買って送る。
http://okayamamomoko.jp/kurashiki/index.html
写真撮ったり、ソフトクリーム食ったりして観光らしい観光して、三時頃出立。あと40km程走って福山入りして今日は宿に入ろうと決めて、やっと宿を取ることにする。ぱぱっと予約入れて最後の走りに入る。40kmを二時間ほどで走り、広島入り。今日だけで兵庫ー岡山ー広島と三県をめぐる旅程。ホテルに着いてまったりしたのが6時ちょうどくらい。駅周辺にもろくに目新しい料理店もないんでなんやかんやで結局コンビニ弁当という一番ダメな選択をして就寝。全館wifiは付いてるが、ホテルのレストランとかその他の施設が閉鎖してるっていうちょっとしょぼいホテルだった。まあ安いからいいか。
移動距離は160km、時間は7時半ー5時半の10時間。予定してたよりも長く走ってしまった。一日だけなら300kmくらい走っても問題ないが、まだまだ先のある日程なんで無理をしないつもりだったが、仕方ない。いっその事、尾道まで走ったろかと思わなくもなかったが、今日はここまで。