テルマエ・ロマエ2

原作は全巻ipadで読んでる作品。の割に前作は観てなかったり。まあだいたい原作無視して恋愛のみの名前ばかりの映像化に辟易してるんであんまり期待してなかったが、原作を再現しようという意思の感じられる原作ファンにも満足な出来だった。
まあ原作のエピソードを詰め込もうとして序盤は繰り返しパターンみたいな印象もある。それでも原作のよさである、本人たちは大真面目なのに周囲の解釈とのギャップでギャグになってる部分は強調されてるのでコメディとして楽しめた。
後半は割と真面目な展開でギャグ部分が少なくなるが、そうなったときはほぼローマなのでそういうギャップもなくほぼほぼシリアス。まあルシウスは常に全力で真面目なキャラなのでそういう意味でのキャラぶれもなくシリアスとギャグがよくバランスとれてると思う。
エンディングは映画オリジナル、というか映画オリジナル設定部分を生かした展開。漫画家という設定の時点で読めた展開ではあったが、無理の無い展開だったと思う。総じて原作ファンもそうでない人も納得するラストだったと思う。