P3 PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth

東宝シネマ川崎でやってるキャプテンフィリップスの上映終了時間が14時で、チネチッタでやってるP3の上映開始が14時。なんでこうなったんだろう。
こっちはアトラスが作ってる人気シリーズ「ペルソナ」の3番目の映画化。ペルソナは一切やった事無かったり。ずれた認識で言うと、女神転生の派生だよね?くらい。違うけど。
ベヨネッタと違って月光館学園を舞台にしたRPGなんだけど、こっちの映画化は正直いってあんまり上手くいってない感じ。まあなにもかも真逆な構成だといえばそれまでだけど、舞台が固定されている分時間の進行をカレンダーなりイベントで描くしかないので、イベント間の繋がりというか日常生活の描写がなおざりにされてる感がある。結局どっかの失敗原作みたいにイベントを細切れに並べてるだけに見えるのがもったいない。まああの天使がどうだか言ってるキチガイ原作は原作そのものがクソだけど。
結局のところアドベンチャーなりRPGってシナリオの量を誇る部分があってそんなもんを高々2クールとか劇場版で描ける訳ないんでシナリオの取捨選択せざるを得ないんだろうが、キャラも生きている以上日常が存在する訳でそこをすっとばすと、キャラがイベント時間以外存在しないかのような細切れ感を受ける。だからゲームでも内部時間で2週間とかのの限定した時間を描いたり、日常パートを一コマンドで飛ばせるようにしても入れてくる訳で、そこがないから本当にこいつら飯食って呼吸してる人間なのか怪しくなる。
あと、こまったらスローみたいな演出はもういい加減お腹いっぱい。仲間が必死こいて逃がそうとしてるのに棒立ちとか友達との再会シーンは律儀に待ってくれる敵キャラとかほんとに面白いの?それ。演出理論が古いというか固着してるよなあ。