キャプテン・フィリップス

ソマリア沖で海賊に襲われた貨物船船長と海賊達の出来事を事実に基づいて映画化した話。貧しいから海賊しているっていうよりも、稼ぎがいいとかの性悪な理由にしてるのは米国プロパガンタかな。実際のところ、それほど生活に困窮してないというか、そもそも武器やらエンジンやらがあるのは海賊してるから、なのかもしれんけど海賊しなくてもあんまり困ってない感じでしたよ。
海賊映画なんで貨物船で攻防かとおもったらあっさり海賊撃退してたんで、ちょっと拍子抜けだけどその後、船長を拉致しての攻防がメインだった。こう言ってはナンだが、船長拉致られてからは船はとっとと海域はなれるべきだったんじゃなかろうか。まあ、米軍が相手だと所詮海賊なんて赤子をひねるようなもんだから、見つかった時点で終わってるのは間違いない。
それにしても艦これやってるせいか駆逐艦が格好良過ぎて困る。あんなんが3隻よって来て米海軍の特殊部隊SEALSまで導入とか、もう完全に詰んでるよな。人質とってたって所詮素人集団だし、あの結末は予想の範囲というよりも確定事項。そんなもんで途中から関心が薄くなっていって、ラストの船長の行動とかどうにも理解できない。極限状況だから当事者以外にその心理を理解できるとは思わんけど、最後の恐慌状態って一体なんだったんだ?まあ、その前の逃亡劇に関しては完全に米軍の手落ちだから信用できなくなってたのかもしれんが。あそこでもし船長が海に逃げた事が分かってたら、一瞬で蜂の巣にして解決だった訳だが、まあ無理言うな。