劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語

あの花の視聴後、川崎駅前通ってもういちど川崎109へ。明日の市長選直前のため候補者が3人ともいるよ。まあ、この時点だと共産党候補の君嶋千佳子さんはちょっと無理あるアジェンダだし、秀嶋氏は正直、連立候補であることと川崎市内にほとんど住んだ事が無いという時点でとても票を集められそうも無い、と思ってた。まあ消去法で福田氏かなと思ってたらものすごい接戦でそうなった。投票率はひっくいし、死票率が70%近いって、どんだけ。

閑話休題
きっちりと終わってるTVシリーズの晩節を汚す新展開、という序盤と予測通りに予想を裏切る展開の中盤、なにも結論の出ない決着とある意味期待通りの作品でした。およそだれも救われてないただただ一人のキャラクターの自己満足世界を押し進めたのは流石だと思う。まだ公開して間もないのでネタバレは控えるけど、はっきり言って観終わってスッキリというのは期待してはいけません。
まあ、本編を知ってる人のなかでも、脚本家の作風を知ってる人なら予測というか覚悟してるはず。逆に言うと、もうこの脚本家という時点で序盤の展開がその後に続く陰鬱さをきょうちょうするため「だけ」というのが予測されるんで、急展開やどんでん返しも効果が薄い。そういうもんだと理解してその展開を期待するというのも楽しみだろうけど、段々飽きられそうな気がするわ。本編のときもわざわざ脚本家の名前を伏せて制作発表した時点でお察しください。
今期の仮面ライダーも書いてるんだけど、いまの薄っぺらいお遊びみたいなやりとりも後々には戦うたびに命が縮まってましただの、だれかを犠牲にしないと変身できなくなるとかなるんだろうなって思ってます。つまんねえ。まあ、今期の仮面ライダーは戦う動機の薄さとか主人公の浅さとか演出のわざとらしさとかで、あんまり好きじゃないんですが。やっぱり戦う主人公は戦いに対して真摯であるか、圧倒的な実力に基づいた余裕がないとダメだと思う。要は戦いを舐めてるかどうか。

ネタバレ対策終了
まさか魔法少女スーパー戦隊やるとは。あとお茶会の寒々しさがスゴイ。このあとひっくり返されるだろうという予測が無いと耐えられなかった。
今回はほとんど魔女がでない世界観なんで魔法少女同士とかの戦いが熱かった。というかマミさんとほむらの戦いしか無かった気がする。そこだけでも観る価値あった。