brm914奥久慈 その2

第二PCすぎて、本格的な上りを含むキツい区間に入る。一番の山場は140kmくらいからの勾配10%が8kmほど続く八溝山登坂。そもそもそこに行くまでに三時間くらいかかってしまって5時頃登坂開始。第三PCに間に合うには6時すぎくらいには峠を越えないとキツい見通し。実質1時間でこれを登るの無理だろうなーと思ってた。挙げ句雨まで降って来たし、もうDNSする気満々。それでもなんとか上って行くと参加者がちらほらと。全員自転車押してたよ、これまじでキツいし雨はどんどん強くなるし、そもそもキューシートみても峠まで何キロかわからんから根性が続かん。
なんとか上りきったのが6時半くらい。ここからPCまで約20km普通の下りならまだギリギリか、と思ったら、そうは問屋が卸さない。まさかオンロード車で砂利道をダウンヒルすることになるとは思わんかった。しかも10km近くも。かと思えば、舗装路面はアスファルトの質のせいか、つるつる滑って全くスピードが出せず、それどころか二度程落車して肘と膝を大根おろし。ありえねえ。
結局のところ上りよりも時間かかって下りきって、棚蔵町に到着。さらに迷った挙げ句第三PCに着いたのは朝の8時過ぎ。期限は7時半なので、タイムアップ。まあ分かってたし、意地でPCまで寄ったけどこれがさらに面倒の種に。そういえばPCには参加者のかたが何人かいて話を聞くに同じように落車しまくってマシントラブルでDNFしたらしい。雨で滑るのはまあブルベの範囲だけど、あの砂利道はさすがにコースを選んでほしい。
そんなこんな話して、輪行して帰るためにもよりの磐城棚倉駅へ。ふとみると目の前で電車が出てった。次の電車は二時間後。PC寄らずに直行で帰れば間に合ってたけど、それは仕方ないとおもって駅で帰る準備してたら、さっきの電車で運休決定。復旧の見込みなしって、おい。こんな福島の片田舎に放置されてもどうしようもないんですが。おなじようにDNFで輪行しようとした参加者が二名ほど居たけど、後の祭り。やたらと親切な駅員さんと相談するもどうしようもない。二名は結局雨の中大洗まで強行するとのこと。えーと、こっから大洗まで90kmくらいありますよ?気をつけて、と声をかけて自分は雨具もないので、なんとか手段を考えていると駅バスで隣の新幹線駅まで乗ってそっから東北新幹線で帰るしか無い模様。まあ、どうせこっから水郡線で水戸、常磐線で上野まで行っても4000円くらいかかるし、新幹線つかったら東京まで6000円で時間は半分以下ということでそっちにする。金で解決。
新白河駅で新幹線に乗って宇都宮辺りまで来るとほとんど雨が降ってない。大宮とかまで来ると晴れてる。東京駅は完全に晴れ。茨城とか大雨警報でてるんですが、ギャップすげえな。渋谷まで輪行して自転車を組み立てる。なんか全く降ってないみたいだなあ、と思ったら帰り始めた頃から降り始める。しかも強い雨と弱い雨が交互に降ってくる感じで強行することに。軽車両だからいちおう何処走っても問題ないんだが、自動車の煽りがうざい。無視するけど。
なんやかんやで、川崎に入った辺りでは完全に雨止んでて、帰り着いたのが16時過ぎ。昨日起床してから仮眠は摂ってるものの、35時間程寝てません。風呂入ったり、洗濯したりして結局9時前に意識が飛びました。
結果としては神奈川ー東京ー埼玉ー千葉ー茨城ー福島ー栃木ー埼玉ー東京ー神奈川。自転車ではほぼ200km。体の方は筋肉痛に両肘、腰、左ひざに擦過傷。右肩はこけたときの打撲傷か肩の高さから上に上がらない。自転車はあちこちに削り跡。散々ですな。