brm914奥久慈 その1

大洗町発の茨城をぐるっと回る300kmブルベ。大洗と言えば、アニオタもミリオタも右翼も左翼も政治家も復興関係者も注目の的、ということで観光ついでに申し込んでみたものの、日が近づくに連れて完走に不安が。天候はどうやっても雨に差し掛かるみたいだし、地図を観るにかなりキツい感じ。
徹夜で走るの前提なので金曜の夜からすこしでも寝とこうとするも不安でなかなか寝付けず結局いつもの時間に起きて5時間くらいしか寝てない。それでもやる事あるんで、自転車の整備とか装備品の確認とかしつつ、天気予報とにらめっこ。日曜の昼前くらいから降り出すみたいだが、そこまでに第4PCまで行ってたら、強行。それ以前だったらDNFのつもりで出発。
予定よりも1時間程遅い11時前に出発して、途中でサイコンとかの電池交換とかやってたら上野駅に12時半頃到着。いつもいるらしい托鉢のお坊さんのとなりで輪行準備。おもむろに自転車ひっくり返してタイヤを外したりしてる奇人登場。さすがに初めてじゃないのでなんとか収納して駅に入構。
みてみると常磐線で水戸まで乗換なしで行くのは朝夕だけで、昼間はどうやっても乗換がいる模様。ちっとでも仮眠とっときたかったのだけど、土浦で乗換えたりしてたら40分程寝れただけだった。
水戸に3時半ごろ到着。当初はここで自転車組み立てて大洗まで走るつもりだったけど、噂の貸間臨海鉄道と大洗駅をみてみたかったのでそのまま乗換。乗り込むとさっそくガルパンの大洗海開きポスター。そのほかにもいろいろ。駅は駅で小物からでかい立て看板に垂れ幕まで。物産コーナーが戦車のプラモやらガルパンの絵コンテとか完全に占領されてる。さすがだ。
とはいえ、今日の目的はそっちじゃないので、駅前で自転車組み立てて、まいわい市場みてから仮眠&食事&風呂のために潮騒の湯に移動。ここはいわゆるくつろげる温泉施設で、ご多分に漏れずガルパン応援コースがあって、食事と入浴料があわせて1500円。土日の入浴料が1000円なので+500で食事付きなかんじ。どんな食事が出るかと思ったらおもったよりもずっといいものが出て来ておどろいた。つみれ汁に刺身三種にトロサーモンの焼き物。これたぶん1000円以上する御膳だよね。お得。http://www.siosai.jp/04/04_3.html
風呂入って、飯喰って、仮眠室で1時間程仮眠してたら夜の7時前。装備を確認してスタート地点の大洗海岸県営駐車場へ。気づかず通り過ぎたりしたけど、時間内に到着して受付。受付表をみるにかなりの人数がDNSしてる。やっぱり雨降りそうなのが課題か。
無事に車検も終えて出発。ウェーブスタートながら自然と出来上がるトレインに乗って快調に進行。序盤は幹線道路を通るので路面もいい上に信号もすくなくかなりハイペースで走行。一旦南下してぐるっとまわって北上に入った辺りで街灯が減って行く。神奈川とかじゃよっぽど奥深いところじゃなければ二車線以上あったらほぼ街灯があるのだけど、広い道路なのに街灯が「無い」少ないじゃなくて「無い」。民家あるのに。まあ、それでもほぼ直線だし分岐も少なくほぼ平地なんで第一PCに到着した時点で50km以上走って二時間弱。いきなり1時間半ほどの貯金。体感できる程の湿度の高さでやたらと疲労感あるけど、かなり余裕できた。
と、思ってたんだが、第二PCまでにかなり消耗する。ちょっとした上り、程度なんだけど全然速度が乗らない。街灯は皆無な上り下りの繰り返しで、上りは汗だくで下りは視界のないなかスピードも出せずろくに汗も乾かないなか、それでもほぼ15km/hペースで到着。ここで、気づいたらちょっと寝てたせいで貯金が1時間切ることに。後で考えるとこれがもったいなかったな。