終戦のエンペラー

映画の日なんで映画を観る。インターネットでチケットとってサイクリング後にシャワー浴びてチネチッタへ。そこそこ余裕持って行ったんだが甘かった。チケット売り場に長蛇の列。発券機も同様。上映時間になっても発券できず発券機にたどり着いたら上映時間で発券できず。しかもその後の対応もまるで客のことを考えてないシステム。客が観る事を優先したやり方はいくらでもあるだろ。大体完全指定席制だし、こっちには確認メールもあるんだからそっちを確認したらとりあえず入場させろや。不正入場するような奴は微小だし、そんなの映画の日くらいしか、このさばききれないような客いないんだから。
そんなこんなで始まる前からやな感じだが、座席に行ったら知らないおばさんが座ってるしもうやだ。
なんとか着席してやっと視聴。マッカーサー元帥の来日から天皇陛下と会談するまでの10日間に天皇の戦争責任の有無を調査する准将の話。登場人物はほぼ全員実在。というか有名人だらけ。たぶん名前でなくても教科書で写真みたようなひとばっかり。
結論から言うと、いまの定説では開戦に関しては実質的な権限はないが、終戦に関しては強権発動により、むりくり降伏受諾したって話。まあ割と有名だし、この時期になると何度かやってるな。特に玉音版の件とかは、歴史検証ものだとなんどかやってる。
まあ自覚的に和風とか神道とか皇室とか重んじる質だし、有名なマッカーサーへの文言は、何度聞いても感じるものがある。日本人としてなんか根源的な感覚として多かれ少なかれあるものだろう。そういう意味では、日本人の感覚をよく表現してた作品だと思う。これを日本人プロデューサーの企画とは言えアメリカが作るとはね。邦画の人たちはクソみたいなガッチャマンとか作ってましたとさ。ほんと無くなってしまえばいいのに。