マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!

今日はチネチッタデーということで料金1000円というので、劇場版マクロスFB7を見て来た。
以下ネタバレあり。




前情報を全く仕入れてなかったので、どんな構成だろうと思ってたらがっつりマクロス7の総集編だったみたいです。みたいというのはマクロス7を真面目に見てなかったから。ああいうストーリーだったっけ?
オズマ隊長のもとになぜか届けられるビデオテープ(VHS)そこには隊長が大好きなFB活躍が、というものなんだけど、その映像だれが撮った?っていう疑問が終始つきまとう。もしかして事実を元にフィクションものか、と思ったらそうでもないらしい。一体どこまでが現実なんだかわかりにくく感じた。まあそういうのは無粋かもしれん、わざとそういう違和感を持つように作ったらしいし。
それにしても改めて見るとバサラって迷惑な奴だなあ、歌エネルギーとかなかったら真っ先に撃墜されるべきキャラなんだけど、主人公だから死なないな。いっぺん死んだけど。思い出した、そういえば、戦争もので自覚の無いああいうキャラが耐えきれなくって途中で視聴がおざなりになってったんだ。最近だとなんか似たような感想を書いた気が。なんだっけ。
それとは別に、マクロス7は他のシリーズよりも若干SFというよりもファンタジーっぽくて同じ世界観に見えなかった。マクロスとかは歌が感情を理解できないゼントラーディ人の精神的脅威という位置づけだったし、マクロスFではフォールド波という形で精神感応に近いものを起因とする影響力だったけど、マクロス7だとほぼ物理的なエネルギー扱いで、どうもかめはめ波と同じ感覚があった。あくまでボス撃破は実弾兵器で通しているところに、いきなり呪文で倒したみたいなずれがある。どうも同じ世界とは思えん。それはそれとして、そういう違和感も二時間くらいにまとめてくれると、抵抗少なく見られてよかった。そういう意味だと見れて良かったよ。
ところで、これ、マクロスF的にはどこの位置づけなのかわからんかった。TV版なのか劇場版なのか、年代的にはどこにはいるのか。ミシェルは生きてるけど、シェリルが出てるからアルトが入隊前って訳じゃないだろうし、かといって欠片もアルトを出さないっていう理由がよくわからん。一体あれはいつの話なんだ?ヴァジュラは倒した後っぽいがなあ。