劇場版魔法少女まどか☆マギカ〜永遠の物語〜

まどマギ後編。前後編特典のフィルム配布はとっくに無くなってます。というか、初日に無くなったそうですわ。第二次特典は次週からだってさ。しまった。
全編同様、TV版の再編集+改修なんでストーリーは変更ありません。なので、多分TV放送時に抱いた感想と同じ感想だと思うが、ほむらの行動原理は分かるんだけど、選択の理由が納得いかねえな。どっかの台詞というかたしかまおゆうのだと思うけど、「繰り返せるからって何度でもやり直す?繰り返しなんざ意味が無いんだよ、この一回しかないんだ、繰り返した数だけ間違っていくんだよ」みたいなところ。
ほむらの繰り返しって本当に全力を尽くしてるかっていうのが今ひとつ感じられない。繰り返せるからってどうも諦めてるというよりも、失敗して元々っていう感じで試してる気がする。まあ、繰り返し自体が目的と手段にすり替わってるのかもしれないが、普通に考えればまだまだ中学生なんだよな。繰り返しで多少達観してる部分はあっても考えの甘さとか頑なさも楽しむべきなんだろうな。
そもそもものすごくメタな視点で話をすれば、因果律すら越える願いができるんだから、QB達に感情を与えてやるとか魔女になった魔法少女を元に戻す方法を作るとかでもよかったんじゃねえかな。それをやると魔法少女システムがそもそもなくなるとかすら心配する必要ないし。