推理作家ポー 最期の5日間

気になってたんでついでに観て来た。まさか雨降ってくるとはなあ。
エドガー・アラン・ポーといえば江戸川乱歩の元ネタだったりします。
ポーといい、こないだのホームズといいミステリ映画の主人公って変人だらけよのう。敵対する存在は輪をかけて変態だけど。ストーリーとしてはシャイニングって言ったらいいのかな。まあネタバレはやめとこう。







猟奇的な小説と猟奇的な事件が相まって、どっちが真実か分からなくなる演出は面白い。実際小説の中の実名と現実の実名が同じなもんだから、曖昧な状況で人が死に、やっぱり死んでませんでした。みたいな展開がくり返されて、割と不安感を煽られます。
しかし、ストーリーというかここのシーンは描写不足というかすっとばした表現多いのが気になった。嫁さん攫われるシーンとかなんかカットすっ飛ばした?ていうくらい唐突に攫われてるし、ポーの死亡シーンとかはなんで公園に移動してるのかわからん。他にもポーの家に放火されてるのも必要か?とか嫁さん埋めるのもそんなに人の居ない時間帯とかうーん、ちょっと不自然。
ラストはまあ思わせぶりながら、まあ大団円なんだろうなあ。もし続編があるとしたらこんどはジュール・ヴェルヌにストーカーするのかと思ったけど。