劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning-

今日14日は東方、もとい東宝の日(十フォーらしい)で観賞料1000円なんで、観にいくことにした。川崎の東宝はあんまり使わないんだよな。
朝一の放映なんで空いてるかと思ったら結構埋まってた。始まってしばらくはTV版の焼き直しみたいな展開です。あーこういう作品だったなー、と懐かしさすら憶えつつそういえば放映時虎徹大っ嫌いだったことも思い出した。
ヒーローもので主人公にこういうのって割と多いのかもしれないけど、ああいう人物像は虫唾が走るくらい嫌いだ。物事を考えずに正義を振りかざすバカな能力者ってところ。これがギャグなり一般兵なら割と好感持てるんだけど、正義の味方とかが正直許せない。最近だと似たようなキャラ居たなあだれだっけ。ああ、ゴーバスターズだ。こいつら自分の行動にかかってるのが自分の命じゃなくて他人の命だって言う事に対して無頓着すぎる。別にビジネスだの仕事だの割り切ってるならそれはそれで魅力的なんだけど、正義だの人助けだのを目指してる割に行動が雑なのが気持ち悪い。深く考えずに思いつきで行動するから失敗しても絶対に反省しないし、大体にしてストーリーとして大きな失敗しないからそれが許されたりもする。なんかの台詞じゃないけど、「目の前で何人か死なないと分からないかな?」多分戸愚呂弟の台詞。
なんか大きな失敗も無く上手くいっちゃうんだろうけど、ベテラン設定なのに、なにもかもの責任から逃避するし、あらゆる現状に不平不満を漏らし、好き嫌いで行動を選ぶっていうほんとに見下げ果てたキャラだなあ。
ED後に週代わりの映像が入るそうですが、これコンプしてる人どれくらい居るんだろう。私はやりませんが。二作目も作られるそうですが、観に行くかどうか微妙。ロックバイソンかファイヤーエンブレムが主人公だったらなあ。