マルドゥック・スクランブル燃焼

一話の圧縮のラストがものすごい引きな状態で終わってて、その期待感というか焦燥感で一年ほど待たされた作品の二話。前回はテアトル新宿くらいしかやってなくてしかも、レイトショーオンリーという状況でなかなか観に行けなかったけど、今回はかなり拡大上映になって便利になりました。
ということで、昨日の筋肉痛も残る中、チネチッタに向かう。昼の上映があるということで朝から出ようか、と思ったら突然の雨。どうしたもんかと思ってたら短時間で降り止んでその後はむしろ天気がよすぎるくらいに日差しが出て来たよ、暑くなりそうだな。
そんななかで10時半頃出発。ネットでとったチケットを発券して座席に着いたのが11時35分、ほどなく上映開始。座席は7割くらい埋まってて割と好評な感じ。




映画本編は1時間強で、ほぼ二巻の内容を消化したくらい。なんだけど正直言って尺足りてねえ。原作何度か読んでる自分ですら性急に感じた内容だったし、原作未読だと、ストーリー追うので精一杯な気がする。そのせいかベル=ウイングがあまり魅力的に見えなかったなあ。老成してる風には見えたけど憧れるという感じまで行かなかった。実際のところ何ゲームくらいやってたのか知らんけど、バロットの勝ちが早過ぎて苦戦したというところが見えなくてもったいない。どうやったって尺が足りないのはしょうがないからどうしようもないか。そう言う意味だと楽園も短いし、というかミディアムは即死だし。
それを含めてラストのブラックジャック編はどういう風になるのか楽しみだ。少なくとも、デッキが三周するくらいやらんといかんのだけど、今回みたいに手を開くところだけバンバン流していくのかな。それだとバンクロールとかゲーム戦略とかの一番面白そうなところが生きてこないのがもったいない。ま、そこが一番面白そうと思ってる自分が少数派だとおもうんで、カウンティングを詳細にやるのは「ラスベガスをぶっつぶせ」で楽しめばいいか。

バロットの声がちょっと高い気がしたけどよく考えたら16歳なんだよな。キャラの年齢がわからん。