エクスペンダブルズ

帰りに港北によって早速観てきました。キャストがやたらと豪華な戦争ものということで期待してましたけど、まあ期待通りというか予想通りというか分かりやすくて定番をきっちり守った普通のアクション大作でした。自転車で疲れてたのか前半寝てしまって記憶がとびとびになっても何の問題も無いくらい定番な作品でした。ええ、もう爆発はすごいしどんどん人死ぬし正義がどこにあるかさっぱりだしいつもの戦争ものでした。
そもそも小国の軍事独裁政権という時点でなにをかいわんやですが、黒幕がアメリカ人のスーツマンでそれを退治しにいくのもアメリカ人。せめて黒幕だけを倒すならまだしも小国とはいえ一国の軍隊を5人で壊滅もしくは殲滅してしまっては正義のかけらもないだろ。殺し合いでもなんでもなく一方的すぎる。消耗品(エクスペンダブル)という割に一人も死にません。それ以前に怪我もしません。200:5という戦力比で一方の弾は当たるけど片方の弾は当たりません。いくらなんでもこれはおかしいだろ、なんて突っ込みは無粋なんだろうなあ。えーと、経済的に頼ってる人物ぶっころして、軍のトップもぶっ殺して、一体そのあとになにがのこるのやら。昔の生活に戻るとか言うけど、経済活動として型を崩しまくりだよなあ。
まあヒロインがやたらと拷問受けたり父親殺されたりひどい目にあっても恨み言の一つも無く、定番の展開もなくってあたりがちょっと斬新か?アクションは爆発しまくりのカット割しまくりで一体なにが起こってるさっぱりです。ジェットリー出しといて負けまくりだったりシュワちゃんは正味5分も出なかったり、ドルフラングレンはキチガイだし、なんかいい食材揃えて料理もせずに出したか、と思った直後に異様に手の込んだ食材の味が無くなった料理を並べられたみたい。まあ食材がいいからそれなりに満足は出来るけど。