あなピグモ捕獲団 2010 EARLY SUMMER! 『SUPERNOVA』

SUPERNOVAっつってもSPHEREとか「宙のまにまに」とか関係ないよ。
そろそろやるのは知ってたけど今日やってるとは知らなかった。たまたまブログで見つけてさっそく行って来た。そういえばここの公演って前の日記見てもわかるけど、公演直前にフライヤー手に入れたりたまたまネットで見つけたりで縁があるっていうのだろうな。
下北沢771シアターでスズナリと同じ場所にあるらしい。下北沢は道が分かりにくいんで余裕もって行ったつもりだったけど、道に迷って地図見損ねて結局開演時刻に間に合わず。3時開演で3時5分くらいに入場。始まったばかりだったけど、ここの内容は出だしからいきなり伏線とかあるからちょっと不安だったけど、ギリギリその場面は観れた模様。
ネットカフェに入るところから始まって、いつもの心象世界と現実世界と並行して進みどっちが主線かわからないまま現実世界に戻って最後に締める、という形。こないだのクロジの人間関係が複雑でも主線がはっきりしていて現実路線の話はまだ分かりやすいものだけど、この系統の演目はちょっと目を離すとなにがなんだか分からなくなったりするから気が抜けない。話を追うという観点ではそうだけど、その分現実路線ものは予想される情景をどう演じてくれるか、という楽しみ方が出来たりするんだけど、ここのは正直、話を追ってその場その場で予想していくという楽しみがある。
まあ、そんな演劇論みたいなもんは置いといて、今回も三人娘さんの演技はすばらしかった。なんというか奇妙というか不思議な感じはいつものとおりなんだけど、今回はどっちかというとシリアスな感じがメインでちゃんと演技されてるときはほんとにいい役者だと思う。まあコメディでもいけるけど。
今回は客演が多くて、しかもいつもは男性の方が多いのだけど今回は女性が多くて全体的に華やかな感じ。なんだけど、ハコのせいか声の響きがキツくて耳に痛い。特に男性の演技がこう言ってはナンだけど、粗野な感じで声が大きすぎる感じ。率直に言ってうるせえ。音楽はそれほど大きすぎる訳でもないので演出として意図的なのかもしれないけど、どうもそこだけは最後まで気になった。
明日の昼夜公演が残っているので、気になった人はオススメ。