AJF2010冬の陣

ぎりぎりに買ったので、最後列を覚悟してたけどなんかハコの割りに人数すくないなあ。余裕というよりもハコにあってない気がする。開演15分前くらいに入ったので大して待つことなく開演。とはいえ5分押しくらい。こんなん時間通りはじめられなんかいな。
開演していきなり盛り上がる曲連発で開始から盛り上がってたけど、中盤の腐男塾あたりからだれてたなあ。正直言ってこれまでもショッカーO野氏が好きでも嫌いでもなかったけど、今回はっきり言って大嫌いなほうになってきた。このひとはファン代表という意識があるのかどうかしらんけど、MCとしてでしゃばり方がひどくなってきている気がする。率直に言ってこのイベントって歌に力があるのだからMCがなくても成立するとおもうけど、どうも自分が盛り上げてるという気があるのだろう。紹介だけで十分なのにな。構成がまずすぎる。特に腐男塾のあたりの構成がひどかった。思ってたよりも歌が面白いし、ちゃんとしたアニソン曲を歌ってるのに、いきなりオリジナル曲持ってくるってどれだけイベントの私物化してるんだよ。客が目に見えて引いてるし、そのあとのあれだけ盛り上がらない「ヤッターマン」の主題歌は初めてみたよ。最初にこの曲持って来てたら会場も沸いていただろうに、なにをプロモーションみたいな利用してるんだ。プロモーションするのはかまわないけど、見せ方がまずい。そのあとのED曲の冷めた反応とかかわいそうすぎる。正直、始まる前に腐男塾の名前見たときは落胆したけど、おもったよりもアニソン歌手としては悪くなかった。ただ構成のせいで印象最悪。しらけた、とかいうレベルじゃない。
MCでも言ってたけど、客が優しいのはアニソンファンの特徴かも知れないが、プロがそれに期待してどうする。あのMCやら校長とかはなわとかでてる時の客の反応は確実に作り手と見る側の距離を感じた。新しい血をいれるのは重要だけど、ちゃんとアニソン業界全体を考えてやってくれ。ほんとに興ざめした。次はいかないかもしれないな。
でも、Z旗はよかった。歌い手はちゃんとしたパフォーマンスしてんのに司会とか構成がくそすぎる。MCいらねえよ。

終了後に帰ろうとしてたら車椅子のひとがどうもこまってるっぽいんで声をかける。まあ普段ならよっぽどのことがないとほっときそうだけど、まあ今日は共通の嗜好の人だしな、という意識で偽善にはしる。聞くとゼップの出口にポールが立ってて通れないとのこと。んで、そこらへんにいるイベントスタッフに伝えるとこれがまた、要領を得ない。ホールスタッフを探せ、とか言われたんで結局探し回ってなんとかなった。売ることしか興味のないスタッフさんと健常者にしか興味のないスタッフさんに囲まれて車椅子ですら移動が難しい会場でイベントを行ってるらしいです。乗りかかった船なんで駅まで送ってったけど、こんな苦労しても次に来るのかなあ、あのひと。簡単にいける自分ですらどうしようか考えてるんでまあ、主催側もがんばってください。