サブウェイ123

帰ってから飯食って観て来た。地下鉄ジャックした犯人と司令室のスタッフが高尚というか会話する話。なんというか、動機はかなり陳腐だけど計画自体はかなり綿密にというかスマートで知略戦っていう感じでかなり面白かった。出てくる人物のほとんどが仕事に対して真摯なところがあってかなり好感がもてる、犯人側でさえも。ただどうしようもなくダメな人物はダメダメに描かれていてかなりムカつく描写でよかったのだが、全体的に結末というか後日談が気になってしょうがない。どいつもこいつも引きずる話があってそっちの方が気になるわ。市長の不倫やらチーフの無能さもいいとして、それよりも市長が堂々と賄賂のもみ消しを宣言するってどうよ。つうか、アレは本当に賄賂を受け取っていたのか?極限状況の自白ってまるで信憑性無いんだけど、あれは証拠能力あるとでも?陪審員制のアメリカならちょっと腕の立つ弁護士つければ簡単にひっくり返せるだろ。あー、気になる。
スマートといえば、おそらく計画の当初はだれも被害者を出さない計画だったんだろうなあ。実際のところ狂気じみた人格もすべて演出っぽかったし、本来、だれも死ぬ必要の無い計画だったのは間違いない。というか、対応側が杜撰というか抜けてるというか、無能。特にチーフ、次点はカモネッティ警部。市長は意外と切れ者
最後に映画中のタイミングの良すぎる偶然というのがどうにも受け付けない。ビデオチャットが重要なのはわかるが、あのつながる瞬間に電話がなるとか脚本家は馬鹿なんじゃないか?うそくせえ。あと安全圏から危険地帯の人間に危険を承知で応答を強要するってどんだけクズ女なんだか。お前が撃たれろ。