電波的な彼女

こないだ日曜のイベントで一巻を買って来たんだけど、一気に読んでしまった。久しぶりに主人公に共感できる作品だったな。ラノベ界にどうにも主人公がヘタレか気違いが流行しているのか、普通の人格の主人公が楽しくてしょうがない。しかも厭世的を装っていても根がいい奴でそこそこ強い、という辺りが不快を感じさせなくていい。もちろん、文章としても破綻が無くって妙な新語とかで煙にまくようなことをせずにきちんと平易な文章でありながらきちんと個性のある文章になっている。こういう普通の文章書ける作者が書くからこそ荒唐無稽な設定が生きてくるのであって、どうもそこらへんが自分は時代に合ってない気がする。という訳で残り二冊も注文済み。なんか楽天ブックスでいろいろとポイント付くのでネットで買ってしまった。アニメイトとかでなくても近くの本屋に揃ってるだろうけどな。