空の境界 第六章「忘却録音」

ここまでちょい役以外の何者でもなかった鮮花がメインの話で、これまでの雰囲気と打って変わって明るい昼のイメージ。どうにもこれまでが雨とか夜などの静かな暗いイメージなんですが、開始当初の振り向きシーンだけでちょっとずり落ちた。ま、本筋にあまり関係ないといえば関係ない話だしな。
内容は省くとして、原作と比べるとかなりの部分削られている感じ。玄霧は一体どうなったんだかわからんというかほんとに居る意味あったんかいくらいの扱い。一応魔術の師という意味合いがあるにせよ、それだけ。居なくても困らんと言えば困らんほど軽い扱いで更に言えば式すら必要なかったり。逆に言えば鮮花の見せ所に特化しているという風にもとれて、アクションも気合い入っているので、好きな人にはたまらない作品になっていると思います。シャイニングフィンガーが炸裂するとは予想だにしなかったよ。
とりあえず立ち見も居るんじゃないか、というくらいの入りで盛況な模様。次で最終章なんですが、話題はまだまだ続く模様。