東京国際アニメフェア

朝起きたら8時半、やべー遅刻だ、と思ったら今日は土曜日だった。まあ、それでも予定してた時間より遅いから一緒だけどな。
もはや、急ぐ気もなく朝飯食べてipodに入れる曲を選別してゆっくりしてから家を出る。ついでにガソリン入れたりしながら行ったら、着いたのは10時45分。会場入りしたのは11時過ぎ。
会場内は人、人、人の群れ。まあ、予想の通りか。でも特別ステージを囲むように販売ブースが配置されててそとからはまるでステージが見えん。まあ、ステージの外側に人が集まって流れが出来ないのを解消するためなんだろうけど、メインというべきイベントにしては収容人数が少なすぎる。そんな訳で早々にそういう努力を放棄して、ブースを見て回る。来期は特に目的となる作品もないので逆にゆっくりと全体を見て回ることが出来た。そんななかでも来期で面白そうな作品がいくつか。まずはドルアーガの塔だな。あとはハイランダーという劇場作品があるらしいけど、この作品の力の入り様は格別だな。ブースを見て回ってたら声優のところで女の人がやたらと反応してたけど、反応してたのが林原めぐみ高山みなみというところが面白かった。まあ、その作品は全員が全員一線級のしかも演技力で評価されてるほうの人ばっかりだし、作画のほうは言うまでもなく一流だらけなんでよっぽどの事が無い限り良い作品になりそう。楽しみ。
今年の夏は宮崎駿押井守両名の劇場作品が作られるそうです。まあ、宮崎駿の作品なんぞどうでもいい、というか放っておいても目に入ってくるんだけど、押井さんのはこちらから行かないと入ってこなそうなので、とりあえず原作から入ってみるか。「スカイ・クロラ」という作品ですが、なんかゲームも出来るようで、エースコンバットみたいなリアル系空戦ゲームとなるか、スカイガンナー系のファンタジー系空戦になるのか興味深い。まあ、いつもの押井さんとこみたいな政治がらみの戦争ゲームものらしいんで、どんな作品になるんだろう。
ま、それよりも一番時間を過ごしたのは、個人で活動しているアニメ作家のブース。切り絵やクレイものからCG系まで一人でもアニメ作品を作れるだけの技術が出来てきた時代ということだろう。個人的には杉殿育恵さんという作家さんの作品が心惹かれた。なんというか作品全体にただよう厭世観とそれでも最後に救いがあるような甘さ、いやまあ優しさが短い作品であっても作品に感情の緩急をつけていてもういちど観たくなる気にさせられた。女性というのもあるんだろうけど、やっぱり画面の華やかさとそれでいて静けさがあるギャップが普段観ているアニメ作品と違ってるな、という気がした。その他のは、それほど記憶に残らなかったな。
そのあとゴンゾブースでGONZOプラスワンというプロデューサトークライブを見る。ソルティレイディオで有名になったチョビーとニトロ+の最強広報ジョイまっくすがよくも悪くもうざいウザイ。声がでかくてやたらとハウリングするし、早口で聞き取り難いしで聞いてて何を言ってるのか理解する気になれんかった。司会もいまいち気を回す風じゃないし、台本進行にこだわってる感があって、ほんとのロフトプラスワンとは天地の差ですな。まあ、ロフトプラスワンならもうちょいリラックスできるだろうけど、あそこは特別だから。お菓子配ったのはおもしろかったが。ドルアーガの塔は下手にオリジナリティ入れなければいい作品になることは間違いないんだけど、GONZOだしなあ。でも、脚本を賀東氏が全面的にやるみたいだし、スーパーバイザー遠藤雅伸氏もいるし、まともにいい作品になるんじゃなかろうか。期待大な作品。
あんまり見て回ってないけどそれでも会場をでたのは4時前だったりする。そのまま浜松町でGWのチケットを発券して帰宅する。明日もいろいろあるみたいだけど、行かなくてもいいや。
そういえば狂乱家族のイベントは惜しかったな。行きゃ良かった。あと、ウサビッチのブースは行く価値あり。