最終回週間

やっと終わってくれたよ。最終回はもうどこをとっても神経を逆撫でするような演出だらけでもうどうしようもない最高の最終回です。まず信じましょうとか言っときながら無理矢理話に行こうとする理由が見えん。体張って行かせてくれようとしている友人の献身を無にする、というか下手すりゃお前のせいで死にかけてるヴァレンタイン。この期に及んで悲劇の主人公気取ってる加害者カップル。すべて納得した風の腐れババァ。折角の祝賀会をぶちこわす発言をする馬鹿。もうありとあらゆる展開が納得いかん。保さんが唯一魅力のある人物なのにすべてぶちこわされる被害者にされて、しかもなんの救いも無い話。すげえ。
ちなみに週末のアニメスタイル佐藤順一特集にゲストとして錦織監督が出るそうです。ロフトプラスワンのあの距離で客前に出てこようとはいい度胸です。メロキュア最後の曲がこんな作品の主題歌とはやりきれないなあ。

原作を知らないので、それなりにまとまっている話では無いでしょうか。まあ最後にクーが妙に出世してなくてむしろ好感が持てた。お頭が生きてるんだからまだ下っ端をやってる方が正しいだろう。
うーん、謳が重要なのはわかるんだけど肉弾戦の途中にあんなのんびり謳ってる暇無かろうに、その瞬間に流れが寸断されてしまってちょっと好きになれなかったなあ。だいたい公用語は日本語か?
それはそれとして最後の絵は崩れ過ぎじゃないか?もはや完全な別人だ。
音楽はやっぱり梶浦サウンドだった。

上のとは大違いで応援したくなる二人です。これは別に不倫とかそういうものじゃなくてもっと理解しやすい心の動きを描いて来たその差だと思う。まあ、原作の十次元ひもそのままだとやっぱりマニアックすぎるのだろうか。でもパラメーター空間でいうと26次元超弦理論だったような、もう物理屋として失格だな。
しかし17歳の人の演技はちょっと過剰な気がする。もっと抑えた演技も出来る人だからそういう演出だったんだろうけど、もう感情が溢れすぎて辛いわ。

いや、もうなんというかきれいな終わり方でした。神様で中学生という奇抜な設定ですが、ゆりえ様を最初から最後まで純朴な女の子という枠から出さなかったところがとても良かった。成長とかいう名目で最初と最後がまるで別人とか成長後を強調するためだけに成長前を糞みたいなキャラに描く作品が多くてストレスたまりまくりな今期ですが、そういう妙な欲を出す必要は無くて日常の範囲でおもしろいものは作れると言った好例です。尾道サイコー。あらたなアニメ聖地の誕生といってもいい出来です。萩市は残念ながら落選。
しかし時間移動が多い作品だった。残しておきたかったんだけど撮り逃しが多くて辛いのう。