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編集部の思惑はどうあれ、看板作品に魔法物を持ってくるのは危険。すくなくとも現在萌え四系の雑誌において、看板を張れる作品はおしなべて設定が現実世界のものです。そうすることで広い読者層をカバーできるし共感を得易い反面、話作りが極端に難しくなるというものなので、作る側が安易に走るかどうかの境目といえなくもないかと思います。
結局作者の能力次第ということにならざるを得ない状況であって、編集部の思惑でヒット作を作り出せるなんて至難の業。なんだけど、どうなんでしょう。まあ、この雑誌については編集部のいい噂なんて欠片も聞こえてこないんで、いい作者がどれだけ残るのかが問題。
追記
ついでなんで、各萌え四コマ雑誌の看板漫画を適当にピックアップ。違ってたら修正。
ヘルシング
そういえば昔研究室にいた同期の人は妙にコーヒーとココアにこだわっていた事を思いだした。まあ、その時まで、ココアなんてミロみたいなココアもどきしか知らなかったし、ココアパウダーを練って使うものだと言う事も知らなかった。まあ、今でもココアには大して関心は無いし、お茶とかコーヒーの方がすきな訳でもうヘルシングとかけらも関係ない話になった。
アーカード対アンデルセンはやっぱりこうでないと、満身創痍だろうとなんだろうと、殺しきれない以外理由で戦闘を終了させるなんて認めん。法王がなにを言おうと目の前の化け物を全力で全身で全霊を賭けてみなごろすのがアンデルセン。そして闘うものが居る限りそこから離れるような真似をせずただただみなごろすのがアーカード。もうどっちかが塵になるまで潰し合うのがただしい姿。OVAにはこうしてほしい。小中の限界なんぞみたくもないわ。
きららMAX ７月号 その１
前から読むのと後から読むと印象が真逆な誌面。というか、誌面の最後は新城るる先生の予約席だとばかり思っていたら、きららMAXは荒井チェリー先生の役目だった。はずなのにもうなんか最後にはなんか似合わない作品が最後を飾っている。うーん、悪い作品ではないのだけど、最後を飾るにはなんか華が足りない。てな感じ。
- えむの王国
また、場面のわからん状況だ。えすの王国と描き分けが適当なので開始しばらくはつかむのが大変。しかしなんというか典型的な萌え四漫画だな。記号としての萌えを詰め込んで来ている気がする。まあ母親のハッチャケ度は某未亡人にはかなうまい。あと現実世界にもいる。
妹３人に弟２人、兄夫婦に姪で八人家族。両親いないのか？
- 魔法のじゅもん
なんか中途半端にさぼろうとする人がなんで体育祭の日に学校にきてるんだろう。それはともかく、お約束をしょっぱい萌えと言い切る根性はすばらしい。それをフタコイでやってみせろ。
- 看板娘はさしおさえ
そうか、この中で話を広げられるのは母だけか。まあ、オヤジくさい母親というのは娘がしっかりする条件かもな。それはそれとして、四コマの形式がしっかりしていて面白いのはいいんだけど、今回はなんか読み難かった。なんか背景が白すぎて逆に場面が見えなかったせいかもしれない。
- アイオン
ときどき出るミジンコの浮いたような目が気持ち悪い。それはさておき、安易な１００点か。すごさがわからねえ、小テストなら満点くらい楽勝だろうけど、そうでもなさそうだしなあ。そもそも何のテストよ。
最終ページ左の１コマ目は結構面白かった。なにげにAAまで使ってるし。
- 天然女子校物語
おそらく適当に書いてるアオリの大人気ですが、意外と読める作品でびっくり。普通に面白い。作画能力が高いだけあって、デフォルメしてても特徴が出ているし全体的に見やすい画面とわかりやすいモチーフで受け入れやすい。今気付いたけど背景はほとんどないのな。別に問題ないけど。
本当に看板になるかも。
- gl（略）
なんというか面白くないとか云々の前に、記号論としての漫画だな、とおもった。ような気がする。ストーリーとかなんとかじゃ無くてただ見た目的にきれいなものを並べてる感じ。
- ０からはじめましょう
中等部であれなら初等部ならラオウ級か。それはさておきテケテケさまってそんなもんでしたっけ。普通、普通。
- ことはの王子様
池プリンは衛生上問題あると思います。あんまり羨ましくないな。レモン５０個分のビタミンCか？
- LR探偵団
うーん、ギャグ四コマだということはわかるし、別に悪くもないんだけど面白いと思えない。黒さがにじみ出てるところだろうか。内容がないよう。
