劇場版銀魂完結編

帰りに府中のTOHOシネマで銀魂でも観て帰るか、と思ったら、大国魂神社で夏祭り。ちょっと時間があるので参拝して来た。屋台もすごいが薪能とかきちんとした歴史あるお祭りで、最近こういうの行ってないなあ。というか神社巡りも趣味の一つだったんだけど、最近ほとんどやってない。県内の巫女さん探しとかあらかた終わったし。
映画は、出だしから映画のお約束ぶちこわす展開で今流行りのロトスコープとか使って実験アニメかよ。タイムリープもので時間軸と世界線のつながりがかなり複雑なので、ご都合主義的な展開ですが、もともとがギャグ漫画なんだし、お約束を逆手にとった演出も読めなくて面白い、んだけど、どうやってもあのシリアスシーンがなじめないなあ。シティーハンターみたいにギャグ+シリアス+下ネタな漫画はジャンプの中じゃ割とメジャージャンルだけど、なんか銀魂はギャグ分が強めでシリアスが浮く感じ。メタネタとか多過ぎるせいか、舞台感はんぱないんだよなあ。漫画の中で脚本の存在する演技している感じ。予定調和感が漂い過ぎる。
それでも後半の盛り上がり方は劇場版らしい熱さで、前半の画面が暗すぎてなにやってるか分からないのも、後で考えると、勝っても暗い未来にしか繋がらない戦闘と勝つ事で新しい未来を作る戦いで分けてるんだろうな。
評判はいいし、興収も振るってるらしいけど、ほんとに続編作らないのかな。なんかちょい役にやたらとベテラン声優あててるのはほんとに完結編っぽい。