仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

チネチッタのポイントカードがいっぱいなんで、真っ昼間の回で観に行ってきました。普段はネットで買ってるんだけど、ポイント招待なんで当日券購入に並んだら、ものすごい列が出来てた。おそらくワンピース列だろうなあ。モギリの方にも長いのが出来てたし。
まあ子供達の邪魔にならんように最後列に席とったけど、ほぼ満席で最後列もぎっしり。こういう映画で子供達が歓声を挙げるのはむしろ好意的なんだけど、むしろ子供達の迷惑にならんようにしたい。
じゃあ、こっからさきはネタバレありで。

それにしても90分の長丁場に子供達が耐えきれるんかな、と思ってたけど、ウィザードサイド、フォーゼサイドがそれぞれ独立してて、ほぼ三本立てという構成。実際フォーゼサイドが一旦終了した時に、反応が返って来てるのを見て上手い作りだな、と思った。まあ最近のは大体そうだけど。
フォーゼサイドは全員がまともに成長してて社会的に馴染んでたのが、卒業から続く一連のヒーローものの王道っぽさが感じられた。一人くらいニートか就職浪人とかしててもおかしくないんだが、まあよく考えたら全員スペック高いしな。文庫じゃない小説で100万部以上って今年で言うと、なんかあったっけ。ビブリアは文庫だし。
しかし、今回のはライダーmovieというか特撮大戦っぽいな。今来てる子供達のなかでサナギマンとかイナヅマンに反応するの皆無だろうなあ。剛力招来っつって剛力彩芽を思い出す人多数。顔知らんけど。サナギマンもいい加減怖い風貌だけどイナヅマンもリアルっぽくて違う意味で怖い。新人類とか旧人類のやり取り以前に見た目が間違った方向に進化してますよ。
ウィザードサイドはアクマイザーにポワトリンって。特にポワトリンとナデシコのエフェクトがあざと過ぎてちょっと引く。ハルトが割と冷めてるタイプなんでバランスとれてるけど、なんか思いっきり狙ってるアングルとかちょっとテレビの朝8時じゃぜったいながせねえな。
ストーリーとしては、タイムパラドックスやら因果律とかをキチンと解決しててよく練られてたと思う。まあ、WとOOOについてはちょっとご都合っぽいけど、だれとだれがいつの時点で出会って、どこでやり取りしたかを書き出すと面白い。戦う司書の一巻みたい、と思いっきりマイナーな例をあげとく。
ということで、フォーゼにいまさら新フォーム出るわ、ウィザードの最強形態でるわ、出番の無い新キャラが慌てたように出てくるわで、今のライダー視聴者にも、往年の特撮ファンにも楽しめるてんこもり内容。アクションは派手だし、弦太郎含め、変身してない状態でのアクションをこなしてるところといい、役者が目立ついい作品だった。面白かった。
予告では、ゴーカイジャー&ゴーバスターズとMOVIE大戦の二作品。またギャバンが出るようで、こんどはライダー&スーパー戦隊VSギャバン。やべえ、ライダー達が勝つ構図が浮かばん。