スーパー戦隊199ヒーロー&劇場版戦国BASARA

今日はチネチッタの会員割引の日なので、映画をみてきました。スーパー戦隊戦国BASARA。Xメンとかはナイトでいつでも観られるので後回し。もしドラはもしもBOXドラえもんの略ですか?GANTZとかブッダは評判聞くだけで外してるくさい。さや侍はとても終わりまで耐えられそうにない。
久しぶりに自転車に乗って川崎駅方面へ。クランクが小さくなってギア比も変わって漕ぎだしが軽い。軽めでハイケイデンスで回すせいで逆に平均時速上がった気がする。やっぱり山に行きたいなあ。と、多摩川沿いを走ってると途中で猫が路上で轢かれて亡くなってた。一旦通りすぎてなんか気になって引き返す。たまたま近くに板きれがおちてたし、外傷もほとんど無いのも助けになって堤防ぞいの草むらに亡骸を移動させる。漫画やドラマみたいに抵抗も躊躇も無く移動させてやりたいと思いつつも、板がなかったり、外傷がひどくて血が飛び散ってたりしたら出来たかどうか。自己満足だけどな。二度三度轢かれるのはさすがに忍びないしね。

以下ネタばれ多数。



そんなこんなで、余裕もってチネチッタに到着。チケットも買ってジュースやらの手慰みも揃えて上映待ち。さすがに子連れがほとんど。どうみても同類の方達もちらほら。子供達の邪魔にならんように、後方に座席をとって見渡すとさすがに8割方の客。
上映開始と同時にゴーカイジャーを除くスーパー戦隊全員の殺陣シーン。いきなりのクライマックスシーンに盛り上がります。特に戦隊シリーズ初期の方達の活躍には燃えるものがありまくり。子供達ポカーン。そんなシーンがあちこちにちりばめられ、子供達には受けてたんでしょうか。私的にはかなり刺さる物がありました。基本的にゴーカイジャーゴセイジャーをメインにして進む主線とかつてのヒーロー達の活躍の複線が並行して進みます。どうにもゴセイジャーの赤いひとの甘さというかぬるさが好きでなかったんですが、ゴーカイジャーマーベラスの快活さと絡むといい対比。やっぱり主人公はかっこ良くないとね。
展開としては、レンジャーキーから作られた偽スーパー戦隊を倒す辺りがちょっと抵抗あった。はっきりいって、新しいヒーローを際立たせるために過去のヒーローをかませ役にする展開が死ぬるほど嫌いなんで、倒す必要があるとはいえ、倒せる理由がもうちょっとほしかった。まとめて雑魚扱いみたいな倒し方はちょっとひどくない?時間がないとはいえ。それでも終盤にかけてのかつてのヒーロー総結集みたいなところは熱くていい。むしろ7〜8体の巨大化獣に対して30体近いロボでイジメみたいな攻撃してるところがかなり笑えた。
そんなこんなで、無事に力をあわせてボスを撃破な訳ですが、ここらへんで定番の劇場版スーパー化がなかったな。期待してたんだけど、これは夏休み劇場版に持ち越しかな。

その後、ヨドバシでサラウンドヘッドホンの試聴して、そらのおとしものの前売り券買ってから戦国BASARAを視聴。こっちもこっちで8割くらい埋まってた。しかも女子多め、というか腐女子歴女か。
開始5分くらいでTVシリーズ二期分のダイジェストがある親切設計。まあ、ここに来てる人たちでTVシリーズ観てない人はほとんどおるまいけど。
今回の主人公は徳川家康石田三成。となれば当然関ヶ原の合戦な訳ですけど、この時点で武田信玄とか上杉謙信が生き残ってる時点でもう歴史と無関係すぎるな。ま、この時点で市が生きてるしな。いや死んでるのか?
それにしても軍を率いているはずなのに一騎討ちで勝負が決しているのだが、気のせいか?開始早々に上杉が武田に降伏してるのに謙信も信玄も無傷すぎる。こいつらの戦争って何を基準で勝敗着けてるんだろうか疑問。まあ関ヶ原の合戦は結局のところ軍同士の戦争からラスボスが表れてそれを倒すことに移行してるんで、もはや軍の存在は無意味になってるからそれは問題ないんだけど、ラスボスでなかったらもしかしてこのまま消耗戦やってMADでも引き起こすしかなかったな。
その肝心のラスボスですが、割とあっさり目に倒されてました。陰謀企みまくりの南光坊天海とかなんか無関係なところで車に撥ねられたような死に方だし、どうもカタルシスが足りないと感じた。結局のところ、この作品は伊達政宗VS真田幸村石田三成VS徳川家康の構図こそが縮図であってそれ以外は付け合わせでしかないという事でした。うん、分かりやすくていい作品。
EDテーマはフルバージョンで足軽ダンス。コピペなんだろうけど、多人数で揃ってダンスしてるシーンを映画のスクリーンでみると箔がつくな。ハルヒダンスもかすむね。なにより武将を一切出さない徹底した演出意図が明確でいい。スタッフに振り付け師とダンサーの名前がある辺りかなり本気でつくってるED。モーション取り込みなんだろうけど、ラストのラストでダンスが終わって全員がポーズを付けてるところで呼吸してるかのようにわずかに上体が上下してるのがリアルだった。