マルドゥック・スクランブル 圧縮 舞台挨拶

ガンダム観終わって飯食ってたら九時過ぎ。なんか花園神社が祭の最中らしくすごい人だかり。時間があったら屋台とか行ったんだが。
開場時間から開演まで10分しかないため、かなり慌ただしく客が移動してた。立ち見とかも満杯な上に、プレスがかなりの人数入ってた。司会の荘口彰久氏のあと、原作者の冲方丁氏、監督の工藤進氏、そしてヒロインのバロット役の林原めぐみさん登場。なんか冲方さんはヤンキーくさい龍の刺繍が入った赤の上着。んで、監督は普段着。めぐさんはおそらくバロットを意識してチョーカーにミニ、胸元にウフコックのミニチュアというか多分リアルサイズの立像という格好。あいかわらず年齢不詳な人たち。
トークは20分くらいで、映画の事や役の事、そして主題歌のことなどをそれぞれ質問されて応える形式。そしてプレスの写真撮影。なぜかガッツポーズを要求するカメラマン。でかいレンズと一眼のカメラマン達のなかコンデジで写真撮ってる人発見。まぎれこんだ素人じゃネエだろうな。
その後、本編。
SFの特性としてどうしても耳慣れない単語が沢山出てくる訳ですが、原作読んでないと分からないものが結構あったのが、原作未読の人にどう伝わったのか気になる。まあこないだ買った前売り券あるからもう一度観に行く予定だし、二回目はもっと細かく観れるかも。
それにしても、アクションが主体の作品という訳では無いけど、アクションの描写がとても力入っていたとおもう。特に銃の練習しているところは、速いながらも細かく動きが描かれていて、目を奪われるシーンだった。とはいえ畜産業者の人たちは完全な噛ませ犬っぷりで戦闘らしい戦闘なかったけど。鎧袖一触って感じ。
ストーリーはとにかくきついテーマやら環境を突っ込んでるのをなんとか12禁まで押さえ込んでる感じで原作の退廃的な感じが薄まってる気がする。それでもバロットとウフコックの不器用なやり取りと林原めぐみさんとさんの演技には文句なく適役という印象。声帯を失ったバロットが骨伝導やらエフェクトから段々と肉声に近づいてる演出も原作の印象を再現していて次回作が楽しみです。とはいえ、アクションシーンはページの割に実時間では大したことないから原作一冊を約60分に詰め込む事を出来るだろうけど、「燃焼」「排気」とかのカジノシーンとかどうやっても縮められねえだろ。だいたいルーレット2,3回やって会話してたらそれだけで30分とぶぞ。