夏番組終了期間

第二期も好評のうちに終了いたしました。第一期が宮藤の成長とネウロイとの関係性に主眼を置いていたのに対して、第二期は坂本少佐と宮藤の二人の話だったようです。個人的には人間としての器の大きな頼れるタイプのキャラが大好きなんでさかもっさん無双の前半や後半のさかもっさん苦悩もどちらも満足してみられたんですが、最後の最後でちょっとへたれたさかもっさんがちょっと残念。囚われの姫様のように助けられるのを待つだけの存在になるとは。地力で脱出くらいしそうな気がする。あと宮藤と二人で一緒に真烈風斬を放つかな、と思ってたけど、よく考えればさかもっさんが宮藤の魔法力全てと引き換えに撃つなんて真似させるわけないからな。
という訳で二人の話は区切りがついてもう終わりというのも十分頷ける出来でした。

ラストでほんとにどうでもいい話もってくるとはなあ。まあそもそもがそれほど気を入れてみてた訳ではないし、キャラとして共感も好感ももてない主人公だからどうでもよかったけど。

俺たちはまだ登り始めたばかりだ、この果てしなく続く「奴ら」坂を。
まあ原作が、というか原作者がかなりのアレな人だから区切りも決着もつく訳無い。というよりも今やる時点でこれは予測通り。できればショッピングモール編を二期でやってもらいたい。ゾンビものとしてはこういう閉鎖空間に立てこもるのは定番にして見せ場だからな。

あー、ラストは予定調和とはいえ無責任に成功を主張するような展開は正直ちょっとなえる。せいぜい自分たちの犠牲だけなら勝率1%でも燃えるけど言ってしまえば自分たちにはそれほど被害が無いのに世界を巻き込む選択を逡巡なくやる辺り、はっきり言って気持ち悪い。悩んでたどり着く結論ならまだしも即決かよ。勝算があるなら別だけど。

あれ?豊臣秀吉倒しちゃったらだれが日本統一するの?徳川?そこらへんの史実はねじ曲げてほしくないんだが。まあ信長が蘇ったりする世界観でいまさら。
とりあえず、政宗が勝った理由がよくわからん。それまでの圧倒的な戦闘力の差がどこで埋まったんだろう。どうも描写不足だなあ。というか一対一で勝っちゃダメだろ。