プレデターズ

チネチッタが1000円キャンペーンの日だったので朝一からプレデターズ観に行って来た。朝一の上映だから空いてるだろ、と思ったらすげえ人だかり。海の日というのと会わせて「借り暮らしのアリエッティ」とか「エアベンダー」とか上映されたばっかりで、子供から大人までチケット売り場に長蛇の列ができてました。ネットで買っとけばよかったよ。あ、ネットだと1000円で買えないか。
個人的に注目の映画だと思ってけどチッタではあまり大きい上映館ではなかった。8割くらい埋まってたからちょうどいいのかもしれない。
実施のところいくら「プレデター」が人気あったとはいえかなり前の映画だし、話題の映画が目白押しだからね。





内容は基本的にプレデター対人間の構図なんだけど、今回はプレデター側からの侵略じゃなくて狩りのために拉致られて来た人間と違う惑星という完全にゲーム感覚。そういったリアル感のないゲーム感覚の戦争というものを描いてるんだろうけど、そこに混入されたヤクザさんがもう完全に異世界と化してます。なんかやたらと戦闘力の高いヤクザさんですが、その殺陣すごく嘘くさいです。日本刀とソードとかの戦い方って根本的に違うんだよなあ。まあプレデターの鎧とかも結構隙間だらけだし、突いたり斬ったりできるんだろうけど、あの妙な八相とかの構えでは無理だろ。てなもんでヤクザさんが一人で一匹倒してるけどどんなサービスシーンだよ。そこだけ完全に別作品。思わず笑っちゃったよ。
ラストはまあだいたい予想の範囲で安易なハッピーエンドじゃないけど、救いは無い。というか食料も武器の補給も無いんじゃどうやってもじり貧だしなあ。そもそも戦闘力や科学に差がありすぎる割にあっさりやられるし、どうにもちぐはぐ感があってどうにもすっきりしない。やっぱりこういうのはエイリアンVSプレデターみたいに共食いしてもらった方が面白い。