アイアンマン2

午前中は雨で鬱々としてたら午後から天気よくなって来て、ちょっとは外に出ねえとなあ、とおもって映画に行く事にする。
折よくチネチッタの割引の日だったのでレイトやめて昼からのアイアンマン2を見るべく11時ごろ出発。湿度は100%近く、気温も高く、日差しまで出てるというある意味過酷な状況。普通に乗るならまだしも、目的地のある移動という意味ではかなりキツかった。
なんかチッタで結婚式やってたらしくチネチッタまえのステージで写真撮ってたのを横目に無事にチケット購入。時間がちょっとあったので近くのヨドバシ行って、ipadを物色。いい加減予約しないと買えないようなんで衝動的に予約。いろいろ出たしな。
閑話休題
今回はアイアンマンの他にウォーマシンとオメガレッドが出てました。昔のマーベルスーパーヒーローズではオメガレッドとストーム使ってたので、オメガレッドはかなり楽しみだった。ただカーボナディウムコイルの特性が最後までよくわからんかったのは残念。というかリパルサー波の科学的な特性がよくわからん。あれだとただの電気だしなあ。高温なのか高圧なのか高周波なのかが最後まで気になった。けどまあ、そういう部分抜いても派手な空中戦とかナタリーの格闘戦とか見所いっぱいで派手な動きみてるだけでも面白かったよ。メキシカンプロレスみたいな動きだったなあ。というか鉄拳のキングみたい。ゲームかよ。
ゲームといえば、調整前のロケテ版のオメガレッドとストームの破格っぷりはすごかった。超必の削り具合やらダメージとかあり得なかったし。ストームのライトニングやら雹降らし、と同じで全画面範囲で多段攻撃。あげく超削りで基本ゲージ溜めて超必狙いだけでそこそこ行けた。まあ当然のごとく調整入ってダメージ減ったけど。多段系の飛び込みから適当にコンボしてるだけで相手固められたし。
閑話休題その2。
アイアンマンのスターク社長がアークリアクター中毒でかなり自暴自棄気味に。おかげで普通にイラッとする人物になってます。さらに敵がたのオメガレッドが苦労人っぽいためこっちの方に感情移入したり。そこはラストにつなげるための溜めと言えなくもないけど、どいつもこいつもダメな感じの人間ばっかりで中佐だけが作品の良心でした。出番少ないけど。でも、この中佐とのやりとりはどれも作品のキモとなる部分で実際のところここだけみてれば十分な気がする。特に撃ち合いの二つのシーンは言葉とポーズの対比に意味があってとても面白い。
他のシーンとしてはモナコぶちこわしでコース逆走とかすんなとかいくら何でもあの速度差は人間の反射神経越えてるだろとか。それよりもほんとにモナコのコースは狭くて壁に囲われてて複雑というというのがよくわかる見せ方だった。あのコースを300km/h以上で走るってほんとにすげえなあ。どうやって抜くんだよあれ。
お約束の「ご家庭の科学」では前回はアークリアクター作ってましたが、こんどは新元素つくってました。というか分子構造とか言ってたから元素じゃないんじゃねえ、とか。たかだか半径数メートルの加速度で加速できる粒子で原子番号100以上の元素が出来る訳が無い、とかそもそも円形加速器だと放射線出まくりとか。かなり突っ込みたかったけど、あっさりと出来上がってました。シーン的に着想から完成迄10分かかってないし。
ライバル会社の描写の方が遥かに長いだけあって、ハマー社の社長の登場から退場まで含めてまるで主役級でした。分かりやすい金持ち傲慢社長っぷりがもう安定感すら漂ってるかけらも定番を外さない王道展開。オメガレッドもあっさり倒されてました。敵がしょぼいと、ラストの勧誘シーンもあってどうも盛大な導入編というかんじです。実際マーベル総登場のプロジェクトの一環なんでしょうけど。いまのところウルヴァリンとハルクとアイアンマンだっけ。X-MENみたいなのもう一度やるのかな。ウルヴァリンではガンビットサイクロップス出てたけど。あ、スパイダーマンもかな。