登風

適当に手持ちのDVD売っぱらった後、厚生年金会館そばのシアターブラッツへ。時間つぶしに近くのbookoffで適当に本を買って入場待ち。会場入ったら、昔よく通った小劇場っぽい雰囲気。席間狭くて移動も大変な感じでほぼ満席。客はほぼ男。
開演で最初に思ったこと、声が聞こえん。マイク使ってないと通りの悪い声だからなあ。そういう意味だとこの小屋ってあんまり向いてねえな。拍手がよく起きてたもんでさらに声が届かないと来たもんだ。もっと前の席取らんとだめかね。狭い会場で結構気温が高くて汗ばんだり。
内容はいつものごとく、ここの客にしか通じないようなコアというかマニアックなネタばっか。なんですが今回は各作品が小粒なせいか結構滑ってたような気がします。声優ネタはやっぱり美味しんぼネタが面白かった。他のもよかったけど、全体的にベテランばかりなので、もっと近い人のネタも欲しいな。なんかないかな。
ロボット屋のネタはあんまり笑えんかったなあ。一番の理由は動きで笑かそうとしてたところかな。以前にも書いたけど私にとって笑いっていうのはラジオで聞いても笑えるネタが好きなので、ああいうのは正直言って笑かすというよりも笑われてる感じがしてあんまりツボにこない。その点で言うと就職コントの方がはるかに良かった。落ちは読めたけど、そんなのは別に問題じゃなくて途中のネタが結構きた。のらみみコントはゴミ箱のところでどれだけキャラが入っているか、と思ったけどそこらへんのブラックさが無かったのがちょっと残念。
ゲストとのコントで言えば、やまけん氏とのはあんまりくるものが無かった。というか普通のコントっぽくてここでやる必要なかったような。客も出演者も狂ったオタクどもなんだからもっと深くてキモいネタとかでいいんじゃないか。どうやったってそっちにしかいけないんだから。斎藤桃子さんのは突っ込みでしょうか。やっぱりあそこは全力で打ち込むのが面白いと思う。ドロップキックくらい打ち込んでもいいと思う。もしくはハリセン。
そんな感じで、二時間くらい。この客の何割が遠藤正明O-EASTのENSONライブに行って、何割が水樹奈々の武道館ライブにいくんだろ。チケットとれてたらENSONライブ行ってたんだけどなあ。