biohazard degeneration

細かい作りの二時間近いCMを見てきました。いや、エンドロール後にbiohazard5のプロモやってたし。
いやあ、純粋にCG映画の細やかさに驚いた。髪の毛が動いたりとかはそれほど驚かんけど、なんというか肌の質感がすごくきめ細かい。席が最前列だったのもあってアップ時だけでなくちょっと引いた画面ですら肌の表面がはっきりと見えて実写と違うのは造形だけという気すらして来たよ。質感という点では文句無いな。あれがゲームで動いたら、ゲームは画面のきれいさなんて付加価値であって、面白さではないと思っているような人間の私ですら、さすがに圧倒される気がする。でもなあ、そのためにゲーム機を買うことは無かろう。というかPS3でできんのか、あれ。
技術面はそんな感じとして、脚本とかはいまいちっぽいなあ。ゲームの中で自分が動かしているなら別だけど傍から見てると、人選が甘いとしか言いようの無い人間とやたらと問題をめんどくさくするための人間しか居なくってなあ。そもそも前提としてのバイオハザードシリーズはあんまりどころか1,2くらいしかやってなかったりする人間が見てもこういう感想になるのは仕方ない気がする。それでもレオンはやたらとスーパーマン化してて理想のヒーローっぽくてかっこ良かったよ。まあまともな判断してるのが主人公組二人だけ、という時点でそれ以外という分類になるのはしょうがないか。軍隊の一小隊を壊滅させるような化けもんを一人で倒しかねん活躍です。


超ネタバレですが、トレーラーとかでの空港場面は前座です。普通に考えれば、完全武装の軍隊が封鎖した設備内に、いくら大量であろうとあんな緩慢なゾンビが充満してようと、それは掃討の対象であって脅威ではないよな。だいたいそういう予想がついてたんで空港のシーンはどういう決着するんだろと思ってたけど、案の定一日も立たずに駆逐されてたな。完全武装のピクニックてなもんでしょう。
第二場面のインファーマ研究所では玄関開けたら5分でラスボス。間久部機関長がタイラントと組み合って「バ、バズーカを!コルトパイソンでも可」とのたまってました。嘘ですが。