感想

なんとも話のノリは昔のまんまで楽しめるんだけど、やっぱりめぐみさんの声が変わってるな。悪いというよりもすこし低くなっている気がする。そのせいか、張り上げるところに多少の無理を感じる。やっぱ10年経つと良くも悪くもかわるということか。しかし小林さんの悪ガキ演技は本気でムカつくな。4話くらいでいっぺんリナにぼこぼこにされてくれ。

  • 魔法使いに大切なこと夏のソラ

背景の出来の良さ、というよりもまるで実写系の背景を使うゲーム画面のようななかに二次元キャラが乗せられているような浮き上がりっぷりが正直言って「ひどい」なんだこれ。こんなちゅうとはんばな感じにするならいっそのこと写真か実写に乗せてそういう演出にした方がまだいい。これだと完全に手抜きにしか見えねえ。魔法局って日比谷公園か?
前作は魔法使い以前に人間として大切なことが欠けてる人格破綻者が魔法という武器を振り回す、まさに気違いに刃物という印象でこれが原作通りだったらどれだけ作家の頭はお花畑に彩られた性善説論者なんだろうか、とおもったけど今作はまだ人間的に最低限の常識はあるようでちょっとだけほっとした。だいたいにしてこの手の超常能力者は隔離か迫害の対象だぞ。そういう自覚に欠けてるような人間はもうすこし教育しとけ。よっぽど絶対可憐の方がまだまともな世界に見えてくるぞ。

悲壮すぎていらいらします。いらいらさせるための鬱屈した話とはいえ、まるでなにかの教育番組みたいだな。とりあえず思い出すのはフランダースの犬。大抵の話は困ったことにハッピーエンドには向かいません。あのクソガキどもは将来普通に子供つくってやっぱり自分みたいにひねた子供に育てるんだろうなあ。うわ、くらい未来。とりあえずジョゼフはあいつらを懲らしめるレベルじゃ住まさないくらいの懲罰をくれてやっても許されると思います。