感想

まあ、異常な人が多いという世界観は了承しているし死人がばかばか出ているというのもわかるが、今回の話は短時間に詰め込むには重い話だったなあ。それにしても娘さんは吹っ切れ過ぎだな。まあ、自分をだますために生きていると言い聞かせてきている部分があってそれから開放されたと感じる自分と悲しんでる自分を雹霞に押し付けているという後ろめたさがあったんじゃないか、とおもう。ほとんど諦めているという事実から目をそらすための我慢の呪文であって事実に認識が追いついたということなんじゃないかな。だからこそああやって雹霞を許す、というか吹っ切ることか出来る。娘さんがたくましいというのもあるだろうけど、いくらなんでもほんとに待ち続けているんならあんな短期間で折り合いつけれんだろう。

あれ?なんかおもしろいぞ?って12話で最終回だったんかい。

こっちはこっちで全何話か、よくわからん。このまま終わるのはさすがに消化不良じゃないですか?あと何でもかんでも丸くおさめようという態度は優しさじゃなくてただの認識不足という意見は賛成です。人があっさり死ぬという世界にはそれなりに生きているだけで覚悟と選択の意思が必要。でも丸くおさまるんだろうなあ。

やっぱへただなあ、薫。
それはそれとしてもはや存在しないソ連ネタをもってきて挙げ句語尾にそれっぽいのをつけるあたりの椎名先生のセンスをまんまアニメにするとうざいです。漫画の方はセオリーとか定番を逆手に取った表現手段として面白く感じるのにアニメでやるとどうにもこうにも。おそらく、漫画の場合は定番ネタと言われながらもはや使う人のほとんど居ないというのが逆におもしろいのであって、いまだに中国ならアルとかつけているキャラがいるところがうざく感じる部分だと思う。ま、好き嫌いだけどな。