ウエルベールの物語第二章

最終話まで観たんですが、いや、まあ良さも悪さも見つからない作品でした。作画は整ってるし話もそれほど破綻してないんだけど、普通。第二章ではwebラジオもなくて盛り上がってたんでしょうか。第二章前には劇場用の総集編とかまで作ってる割にあんまりに盛り上がりに欠けてたな。ま、結局生き残るのは女性のみ、ということで。最後の後日談を文字で淡々と述べる形式ってよく見るけどこれって明らかに構成の失敗だと思うな。途中の数年を文字で飛ばすのは演出の一環としても最後をそれでやったら結局、そこしか余韻が無い訳である意味そこまで作り上げた作品を自分で否定しているよな。特にキャラの表情とかはないんだし、キャラの否定で終わられるとそこまで描いてきた人物像って結局文字で表されるようなもんなのか、とおもう。ま、最後までヒロイン二人には感情移入できんかったけどな。
しかし、この世界の科学水準が最後まで分からんかったわ。飛行機を作れるほどの科学技術体系があるにもかかわらず、普段の生活は中世くらい。無線とか存在しないのか。よくわからんなあ。電気利用は存在しているようだし、魔法がばんばん存在する訳でもないのに蒸気機関は普及していない。ボルジュラックの動力源ってなんだったんだ?