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村社会で成立している不文律を外部の者が踏みにじり、それを正義と疑わない。死なねーかなこの主人公。正義感に従って、そこに到るまでの過程を全て否定する。まあ高校生くらいならそれも許されるのかな。しかしもうちょっと理性的な行動をとってほしいものだ。行動そのものはあり得るのかもしれんけど、そうなるにはそうなるだけの理由がある訳でそこらへんを無視している主人公に安易に共感を持てるほど私は純粋じゃないらしい。まあそれなりに理不尽な理由があるといいんだけど、そこを解き明かそうとしない主人公は一を救って十を殺す行動かもしれないという無責任さが気持ち悪い。
もう少し突っ込んで言うと一部の村社会において村八分と言う行動は文字通り生死を分つ行動だったりするんだけど、そこまで描くつもりあるのかな。

いやー、面白そうだけど一般受けしないだろうなあ。原作を以前に読んだ時と同じ感想を抱いた。簡単に言うとどこまで行っても妖怪と人間は違う生き物ということとそれほど人間は優しくないということ。第一話から腐って死ぬ父親とか墓場で生まれるとか子を失って正気をなくす母親とか子供には見せられんな。

うーん、ハヤテと似ていることを自覚して作ってるなあ。こっちの方がすこしばかり真面目に執事する気があるらしい、というか非常識な金持ちに設定していないところがいいのかもしれない。まあ金持ちは金持ちだけどな。結局は設定で面白くするか、掛け合いで面白くするかの主眼の違いと言えるかもしれんけど、そんなに突飛なキャラばっかり出されても胸焼け起こすってなもんだ。まだ一話しか見てないけどな。
直接関係ないけど、あまり有名な場所を地元にするとご当地ネタが弱くなるな。かなり分かりやすく表現してるけど、そのために行ってみようとは思わない。わざわざ行かんでも普通に行ってみたい場所だからだと思う。そういう意味ではらきすたのご当地はそれが無い限り行こうと思わないから逆に関心が集まっていった訳だな。しかし10万単位で参拝客が増えるのはさすがに行き過ぎ。コミケが大晦日までやってた、とか神社が舞台だったとかの複合的なもんだろうけど、ここまではっきりと効果が出たのはさすがに思いつかんな。木崎湖とかもさすがに万単位の動きはすくなかろう。