日中箏饗宴 中国の音色・日本の音色

北とぴあで行われた伍芳みやざきみえこの日中の箏奏者によるコンサートに行ってきました。この王子駅というのは以前にあなピグモの公演がすぐ近くであったので一度だけ行った事があるのだけど、今度は電車で移動。時間ギリギリに移動してたら電車が遅れて焦る。会場入りしたのは開演の2分前という。あぶなかった。
久方ぶりのみやざきさんの生演奏ですが、やっぱり音色が一番好みだと思った。心花さんのをよく聞いているけど、どこがどうとは言えないが、同じ箏でもなんとなく響き方の輪郭がはっきりしていると言う感じがする。一方の伍芳さんのは楽器の種類が違うから比べても意味ないんだけど、中国古箏は弦が鉄製のせいか響きがより硬質な気がする。さらに言えば電子音臭い。やっぱり十三弦が一番好みだな。
内容は前半後半の二部構成で、後半には邦楽の貴公子、尺八の藤原道山を加えて三人でのセッション。そういえば前回のみやざきさんの演奏はEast Currentだったしその前は伍芳さんとのセッションだったな。以前の和音ライブみたいなみやざきさんオンリーのライブを開いてほしいんだけど、やっぱり日本じゃ客をよべないんだろうか。最近は活躍する邦楽の奏者も増えてきているからそういう層は存在すると思うんだけどな。
しかし、これでまた次の公演まで1年以上開くかとおもうとせめてCDくらい出してほしいなあ。