鑑賞

テレサ死亡でクレア幼少編終了。圧倒的な強さを誇るテレサをぎりぎりまで引っ張っておきながらあっさりと死亡させる事で、観てる側の心理的空隙を作るとともにクレアの号泣で終了。あまりに救いの無い展開でありながら、あっさりした表現でどう感じていいのか分からん。
原作読んでるからこの展開は知っていたけどあらたてめ映像としてみると、この喪失感はたまらんね。この漫画の先生はあまりもったいぶるということをせずに力の差がはっきり出るという、刹那の展開がかなり好みだったりする。そこらへんは菊地秀行先生の小説なんかにも共通する、物語全体でためを使って、ラストは瞬間的に爆発というあたりにカタルシスを感じる。やっぱり主人公は強くなくっちゃね。

  • ぼくらの

この漫画は計算ずくで人非人しか集まらないように出来てるから、ドラマとして濃くはなるんだけど、出来物な感じが強くなる。野暮な言い方だけど要は「これはないね」ということ。さらに言えば漫画だなあ、と感じる。ありふれた世界に少しだけ嘘を混ぜるんじゃなくて嘘に嘘を積み重ねて、もとの形が分からなくなる感じ。味で言えば材料入れすぎてまずくはないけど個々の味がわからない西洋風味か。
まあ来週はジアース使って先生ぶっつぶすんだろう。普通の漫画なら殺そうとして最後の最後で許したりするんだろうけど、この漫画だとあっさり踏みつぶしそう。優しいを連発してたし逆の方向に視聴者の期待を裏切ることが多いからな。

もう海砂いらなくね?
しかしすごく簡単な話だけど高田の携帯電話の着信履歴を電話会社の方から調べれば一発じゃねえか?もしかしてそれもキラの影響でできない、ということか?わからんな。あまりに稚拙だ。
まあ、一つくらい盗聴器を見つけるのを忘れててあっさりキラだとばれたら笑えるな。