ぼくらの

あいかわらずの露悪趣味な作品だこと。この作者の作品には上品なものに無意味に反抗するようなこどもっぽさを感じる。リアリティのない気持ち悪さがギリギリのラインで保たれている危うさが特徴のような気もするけど、やっぱり気持ちいいもんじゃない。それが悪いと言っている訳じゃないし、いろいろな個性の作家がいるからこその漫画とは思う。まだまだ歪な世界観を理解してないので面白いかどうか以前になにか残るものがあるかどうか分からないけど、とりあえずしばらくは見続けると思う。
二三人違和感を感じるキャストがいるけどこの中で何人生き残るのやら。真っ先に死にそうなのはあの騒がしい女だと思う。