パプリカ 初日

昨日入手した整理券を手に映画館へ。
まあ金曜の夜は休日の前ということで普通に夜更かししているにも関わらずいつもの時間に起きねばならなくなっているので結構眠い。映画待ちの間にあくびが止まらん。映画中に寝たりしないか不安に。
整理券締め切り直前に入手した割には席に座ることができました。立ち見もいるのを見ると私以降にももらいにきた人が居る模様。というか当日券か?しかし、先週の日曜、火曜と新宿に行く用があったのにどうして入手できんかったのか。
席に座って待っていることしばし、映画開始。
映画の内容はネタバレなしで書くと、というか何書いていいか分からんような複雑な内容。他人と夢を共有する機械が盗まれることから始まる話。ヒロインが有能な職員で男側がどうにも頼りないやつばっかり。江守徹氏が出ているけど、重要だけどメインにならん役だし、周囲は実力のある声優を使っていて安心して見られる。まあ林原さんと山寺宏一氏の組み合わせは文句ないし、そこに大塚明夫が加わったら、攻殻のゲストのときみたいだ、とか思ったり。上手いし。正直バトーがトグサを、と思うのは末期だと思う。なおす気ないけど。
舞台挨拶で監督も言ってたけど、一度見てからもう一度見た方がいろいろと面白いとおもう。とにかく描き込まれた画面で止め絵を見るだけでもその技術力というか注力された気合いというのを感じる。不条理的なストーリーだし、言葉遊び的なフレーズが連発するので全てを理解しようとすると混乱するのは間違いないけど、底辺のストーリーラインはすごくシンプルな男と女の話なので一回目はそこだけ理解するのが精一杯かも。次は川崎辺りで見るか。

EDテーマを聴いているとなんか聴いたことあるな、と思ってたら平沢進氏だった。ハイテンポなバックミュージックに伸びのあるボーカルという独特な氏の曲調が現れていて幻想的なイメージがよく映画にあっていた。後で見ると映画全般の音楽を担当しているとのこと。パンフの横でサントラ売ってたな。なんか公式サイトで氏の意向によりEDテーマのmp3を無料配信してる。さすがだ。

舞台挨拶では監督の今敏氏、原作の筒井康隆氏、声優の林原めぐみさんに古谷徹氏の四人が登場それぞれに映画に関する一言があって、時間が残ったので夢に関する質問。
今氏:国立駅前の噴水に飛び込んで海底がせり上がってくる夢
筒井氏:いろいろあるけど素人が夢をいじるとよくない。
林原さん:大空をダイビングして空を飛ぶ夢
古谷氏:羊の大群につぶされる夢
そんな感じで十五分。あと花を渡して終わり。
久方ぶりに林原さんを見ましたが、肩だし、というかカルラなみのぴったりして肩口を切り込んだ紫にタイトなジーンズ。子持ちで三十代後半とは思えませんな。まあ顔は丸いが体は細いマッチ棒といわれてたのは健在ということで。
Anime News : 今敏×筒井康隆×古谷徹×林原めぐみ 映画「パプリカ」公開初日舞台挨拶レポート(ノンカットムービー) - livedoor Blog(ブログ)