日本漫画のアジア映画「墨攻」国内07年公開

これってまだ高校のころの実家に居た時に読んでた気がする。今見ると原作は酒見賢一だったのか。後宮小説はおもしろかったな。
まあ、端的に言うと戦闘の専門家集団「墨家」という雇われて戦争を指揮するもののなかで、特に優秀な奴が墨家の意思に背いて単身で熾烈な防御戦を行うという燃える話。まあ単身と言っても兵は居るけどな、役に立たない感じの奴が。
かなりえぐい描写に拷問てんこもりのこの話をどこまで映像化出来る物やら。イニシャルDは人物改変がすごかったがドライビングシーンはかっこ良かったし、なにより涼介戦までをそれなりに破綻無くまとめたのは良かった。単行本ではかなりの巻数行ってたはずだけど、それほど急いでる感じも無く良く出来てたと思う。たとえ原作が翼君なみの時間の進みとはいえな。