ゾイドジェネシス

今回は伏線を張りまくる回です。数、練度ともに十分なディガルドと数はあっても練度が低く統率された集団としての戦力の低い反ディガルド連合。旧知の師弟と会議の紛糾が対照的に描かれていて、まあやる前から負けそうな雰囲気満々のラ・カン達。せめて士気だけでも保つべく出撃を選ばざるを得ないラ・カン率いる反ディガルド軍と悠々と応戦準備するディガルド。これだけで言ったら天の時、地の利、人の和のうちすべてに負けてる気がする。

まあ、今回はそこも含めて戦略面としてのやりとりが面白い訳ですが、それで、戦略の読み合いに関して言えば相手の性格まで知っているザイリン少将に対して、相手が見えないラ・カン側というのはすでに情報的に不利なのであって、今回の読み合いで負けていても責めるには難しいなあ。まあなにか裏がありそうだけど、あの下っ端の存在すら計算に入れているようなタヌキっぷりを示してほしい。いまのところ霧の河を出る瞬間の行動で決まりそう。バイオプテラをどう使うかが見物だ。
そんなことよりもコト姐さんがこの状態まで来てもついて来ているのが不思議。無人バイオゾイドならまだしもこれからは人対人の殺し合いになるんですけどそこまでやる理由がまだ見えてこない。もうちょっとすると見えてくるのかな。それはそれとして、コト姐さんが今回も飛ばしてました。特に木を蹴り飛ばした時。いやあ緊張感のある回の清涼剤だなあ。
毎回ゾイド講座でのミイ様のロン虐待が面白くなって来ましたけど、とうとう今回は刺殺されてしまいました。来週は丸焼きにされそうで期待。こういう本編以外のお遊びはBLEACHとタメ張るなあ。あっちは次回予告で死神紹介も遊んでるのであっちの方がいまの所ちょっと上。焼きたての方は本編がギャグだし本編と番外編がリンクしてるしでちょっと違う。