頭文字D movie
原作の映画化といっても香港映画ということを念頭に入れておかないとかなり面食らうかもしれない。それというのもストーリーの改変はまあ構成上仕方ないとしても、キャラの改悪と香港映画にありがちな演出がムカついた。つまり食べ物を汚く詰め込んでむせるシーンとかいちいちスローになるシーンとか汚く泡を吐くシーンとか。
まあ、ストーリーの方も茂木との別れをあのタイミングに持ってくるとは思わんかったとか、いろいろあるけどキャラの改悪にくらべると小さなものだった。
- 拓海→短気
- 藤原オヤジ→ただののんだくれオヤジ
- イツキ→ごくつぶしのデブ
- GSの店長→イツキの父親
- 涼介→礼儀知らず
まだまだあるけど、消されたり変えられたりで原型とどめているのは精々茂木くらい。それもかなり微妙な感じだったけど。パパとはもうすこし心の通じた感じだったような気がするけど茂木はまだ原作っぽかった。結局車以外は見ない方がいいのかもしれない。
実際、ドライブシーンは迫力もあるし溝落としもあってよかったのでそこだけ見るのが正しいかもしれない。