パローレ☆ムジカーレ Vol6 「渚のメロンパン」

出演者:倉田雅世松浦有希岸尾大輔園崎未恵(敬称略)
大した理由も無く、MANDARAの場所確認もあって参加する。まあ、案の定迷った訳なんですが、なんとか公演前に着いて席にて開演を待つ。まずは朗読の部。題材は二本、「はしとメロンパン」と「セブンティ」あの発音では17ではなくて、70になりそうですが。
朗読はさすがキャリアのある声優さんで上手い、のですが基本的に普通の朗読や静かな部分はかなり聞き入ってしまうのですが、感情の高ぶる部分はすこし感情が強めに聞こえます。
私は演劇とか観に行く方なので、過剰な演技というものにそれほど抵抗は無いのですが、こうして声だけとなると感情の起伏がさらに目立ってしまうとは思わなかった。恋愛ものは感情が過剰になってしまうと白けるものですが、場面的にもりあがった場所なのであういう表現もよいのかもしれません。
二本目は岸尾大輔氏と園崎未恵氏を交えた三人朗読劇。場面が固定されている状況で、あれだけ動きがあるのならそのまま演劇にしてもいいのではないかと思われます。実際目をつぶってても動きを見てもどちらでも十分伝わる演技なので、心情部分やト書きを読むのを減らせばほとんど演劇とかわりません。どちらがいいかは制作側の演出ということでしょうけど、演劇でも良かったような。
後半は歌の部。基本的に松浦氏のメインで盛り上がっていたのですが、舞台下手最前列の赤い服の男が空気の読めない動きをしてて引く。あきらかに客層が違うのに一人でもやれるその性根はすごいと思うけど、失笑ものでした。歌の合間に津久井氏のトークなどを含めて、正味2時間半のステージ。次回はどうだろう。行くかな?