機動戦士ガンダムSEED DESTINY

ここに至って総集編。いまさら振り返る必要があるとは思えないけど、作画的に必要なんだろう。
改めて見ると思想的にキラは凄く危険だ、ということしか思えない。戦場を混乱させていると気付いている上に、人に対して感情論のみで説得しようとするあたり宗教的な固執さを感じる。まあ、金銭や権勢的な理由の方が理解しやすいけど、こいつらは結局気に入らないから殺すに近い。怖い怖い。
そんななか唯一、真ラクスだけが戦争を俯瞰的に見てる気がしなくもないけど、それでも行動がいまひとつつかめないせいで戦争兵器のシン、キラがのさばってる気がする。ジブリールは滅ぼされるための存在であって、最終的にはまたラクス対デュランダルの構図に持ち込まれそうだけど、正直決着着きそうにない。だいたい、この話は両者の首脳をまとめて襲撃して作ったむりやりな停戦状態から始まった話だし、戦争を開始した理由がなにも解決されていない現状でどうやって終結させる気なんだろう。また両首脳をすげ替えて終わりか?
カラーリングコンテストはいいけど、結局採用されたのはどれだ?