リンカケとテニプリ

私はバイクで走っていて渋滞に引っかかるとバイクを操る部分の他に無駄に思考が進む精神が生まれます。で今回のテーマ。
両者とも中学生のくせに高校生やプロよりも強いんじゃないか?というくらいインフレするスポーツ漫画。にもかかわらず私にとって、前者は受け入れやすいけど後者はおそろしくバカっぽい印象をうけます。なんでだろ、と考えた。
まずは共通点

  • 現実に存在するスポーツ
  • 中学生のくせにむだにインフレしまくる実力
  • おなじ学校に主人公の他に天才選手が居る
  • 嘘科学知識や嘘格言を多用する
  • 無駄に美形

要するに破綻した強さとハッタリで押していく、超スポーツ漫画。嘘科学とかはジャンプの基本に近いので特に言うほどでもない*1のだけど、無駄に学校名とか配してリアリティを出そうとしているので余計に嘘っぽさが強調されている訳だけど、そこらへんは面白みと紙一重からしょうがないか。
ただ、リンカケは試合うんぬんの合間にかならずあり得ないくらい特訓をして無駄に死線をくぐっている覚悟が見られるんだけど、テニプリはそこらへんの描写が薄いから嘘っぽさに根拠がない。だから言葉が余計に浮くんだけどもうどうやっても無理だろうなあ。作者自体がそういう気性っぽいからもはや変わらないだろうけど、受ける人には受けているので問題ないな。どうも癌種運命に繋がるものを感じる。これが嫁脳か。

*1:民明書房とかキン肉マンとか剣心