12月号 感想その3

全体的に良かった感じで、突出しておもしろかったのは桑原ひひひ先生の「きつねさんに化かされたい」。先生がきちんと仕事してるという時点でもしかしたら別世界かもしれませんけど、きちんとサボり常習犯の生徒を指導しようとしている態度に好感持てますし、その合間に文化祭の楽しさやこくりさんたちのズレ具合などを描写していて、過不足無く面白いとおもいました。まあ、来年の話はそこまで連載が続くかよりも世界が進級するのかどうかによりますけど。
LOVE ME DO」はやっぱりモンちゃんたち3人でちんまりとした世界の方が見やすい。下手に人間増やすと痛いというよりも嫌味が増してみててきつい。ダメ人間は一人で十分なんだと認識。ダメ人間一人+常識人多数がバランス取れてるのかも。
ねこきっさ」はなんとなく全体に漂う違和感。おそらくクゥの金に対する執着心がそんなにつよかったっけ?ということだと思う。まあ、そういう描写は無くは無いけど、どちらかというと世間知らずといった描写の方がつよいせいでしょう。そこを認識していれば全体的に流れがあって面白い。
「1年777組」は委員長とれい子の見分けがつきません。それだけで視点が散漫になって面白さが伝わって来ませんでした。CD発売に向けててこ入れなんでしょうけど、ここ最近は低調に感じます。
「カフェスイートココマジック」は単行本販促もあるんでしょうけど、二本も単行本ネタやられると引きます。前に「天使の末裔」が同じ事やりましたけど、そういうネタをやってもいいドタバタギャグ系漫画とはいえ、あまり好きじゃないな。そんなんなら本編以外に販促漫画1Pとかでやられた方がいい。
今回ドタバタで初めてシリアスで終わった「スーパーメイドちるみさん」。雰囲気の転換が急すぎて読みにくいことこの上なし。ほとんどセリフで説明しているというのもそれに拍車をかけてます。キャラが増えすぎてきてるのかも知れませんが、しばらくはそういう話になるのでしょうか。ちまき教官ってほんとにいくつの設定なんだろう。
まあ、あとは「ビジュアル探偵明智クン」が飛ばしてました。飛ばしすぎです。雑誌の雰囲気を一撃でぶち壊すくらい飛距離がありました。もうだれも止められない。えーっと。もっと男くさいキャラをだしてください(えー