和田峠-雛鶴峠-山伏峠

本格的にサイクリングに適した気候になって来て、今後の遠乗りに向けてリハビリ代わりに峠と距離の両方含めて長めのコース設定。とか思ってたが、リハビリどころじゃなかった。うっかりすると山間を避けるために一泊するハメになるところだった。
昨日の映画のあとで、4時間くらいしか寝てないが体調は悪くない。流行りのフルグラで朝食とって、注油とか空気圧みたりして、出発準備。長袖ジャージに長タイツ。あとは山を走る事になるからウインドブレーカもって補給はグリコのCCDドリンクパウダー5袋くらいにカロリーメイトもどき。あとは適当に道中で補給するつもり。なんだけど今考えると服装に付いては見通しが甘かった。ヒートテックのインナーをもう一枚もっとけばよかった。
まずは

まずは、最初にして最大の山場となる和田峠にむけて八王子へ。いくつかルートがあるけど尻手黒川から百合ケ丘通って東京環状へ。と書くとすんなり行ったみたいですが実際は割とあちこち迷ってます。序盤でこれかよ、と思いつつ、いつもの陣馬街道から和田峠まえのバス停まで。途中一度セブンイレブンで補給。おにぎり100円セールやっててよかった。新商品の「とんこつラーメン御飯と煮玉子おむすび(マヨ)」がいい感じだ。今日だけで結局三回ほど食した。
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さて、和田峠といえば激坂で有名でなんどかのぼっているけど久しぶりにのぼってみたらかなり印象が違った。かなり脚力が落ちてる気がしたがそれでもタイム的にはそれほど落ちてなかった。ま、もとが大した記録じゃない。途中、徒歩でのぼっている老齢の方の集団とおそらく大学生の集団を追い越す。山歩き流行っているからかな、元気な事で。ま、私の方はのぼる途中で心より先に体力の方が折れました。溝にタイヤ取られて足着いちゃったし。
峠の頂上で一休止して、下りに入る。下りの途中にある富士山の見える場所があるんだけど、もう10回くらい通っているにもかかわらず一度もみえたことない。どうせ今日はすぐ近くまで行く事だし、別にいいかと思ったら実際のところは山中湖まで行っても頂上が見えないっていう曇りか黄砂か知らん天気なんですが。
天気といえば、和田峠に入るまえから鼻水が止まらない状況に。あー花粉がなー、と考えつつもサイクリング中に花粉症の症状出るとはおもえないんだけど。実際鼻水が全然止まらんけど、幸い汗はそれほどでもないし、水分は多めに持ち歩いてるから脱水になることはないはず。実際このコースで一回でも脱水起こしたら確実に一泊せざるを得まい。
和田峠を下って上野原の抜けてからいつものデイリーで補給。そのまま秋川街道に向けて南下。車も少なく道もきちんとしてて気持ちよく走れるけど、思ったより気温が低い。どうもウインドブレーカー着てても鼻水止まらんし、これは鼻風邪かもと思ってみても、もはやどうしようもなくひたすらのぼる。だらだらとした上りのコースで和田峠から二時間くらいで二番目の山場、雛鶴峠を通過。この時点ですでに考えてたよりも1時間ほど遅れてる。暗くなるまえに市街地まで戻る事を考えると割と厳しいかも。
そこからは禾生に抜けてまたひたすらのぼり。まったくスピードでないなか飛ばしめで富士吉田へ。15kmほどで600mほどのぼり。割とキツいです。脚もかなり売り切れてるしイメージとスピードの乖離が酷い。それでもなんとか富士吉田の道の駅に3時前に到着。ここで遅めの昼食とってあとは最後の山伏峠までは大したことないし、その後は30kmくらいひたすら下りだし、とちょっと飯食ってから仮眠を取る。ほんの10分くらいと思ったら30分以上寝てた。それも全く寝る瞬間から起きる瞬間まで意識が飛ぶくらいの勢いで。新手のスタンド攻撃!キングクリムゾンか。
駅をでたのが3時40分。ここから山伏峠まで1時間はかからないとはいえ、山の日没は早いし、一切街灯の無いなか40〜50km/hで下るなんてとても出来そうにないんで割とギリギリなタイミング。仮眠取った割にまったく脚が回復してないという最悪な状況。本気でそこらの民宿とろうかと思った。途中コンビニで肌着を購入して着込んでから、峠を越えてひたすら下り。斜度も距離もある下りなんでちょっと気を抜くと50km/h越えてる。そんなのが1時間近く続く訳で体は冷えるし、肩口の筋肉はこわばるしでまったく楽しくもないなか相模原にはいったのがちょうど6時。ほぼ一時間くらい下ってたわけだ。チョットした上りでも一桁まで落ち込むような脚力だけど、街灯が完備された街中まで戻って来てるから、あとはひたすら帰るだけ。50km以上あるけど。
なんとかかんとか家に着いて自転車停めたのが8時半。だいたい13時間ほどで実乗時間がほぼ10時間。獲得標高がルートラボで2700m。あー、やっぱり無理めだったなあ。もうちょっと早めに出るべきだった。