まんがチャレンジ☆その2

ragi-jun2010-10-02

以前に練馬ー下田サイクリングに続いて、聖地巡礼じゃないけど漫画で出て来たコースを走って来た。前々からやろうと思ってたコースなんでちょっと気合入れてみた。気合入れてた割に季節外れな蚊のせいであんまり眠れず寝坊する。計画よりも2時間ほど遅れて出発。日が落ちるのが早くなってるんでほんとはもうちょっと早く出たかったけどしょうがない。
コースは江ノ島ーから箱根の国道一号を登って宮の下で曲がって芦ノ湖へ。要は駅伝コース。元ネタはあんまり自転車が好きじゃなさそうな漫画家が描いてる自転車漫画「弱虫ペダル」。まあアオバの作者に「俺に描かせろ」とか言われたり、嘘を描くならもう少し調べて描け、と自転車愛好家に叩かれまくった似非自転車レース漫画「OVER DRIVE」や一話からプロツアラーが路上で事故死したり、いい自転車が貰えるとなるとそれまで乗ってた自転車をその場で見捨てるという素敵な描写の「ツール!」よりはるかにましだけど。その割にどう見ても自転車が好きそうに見えないんだよなあ。人の自転車を練習のためとは言え、本人に無断でハンドル交換したりSTI外したり、SPDペダルを渡すのに堅い路面に投げ落としたり。そもそもアニオタの類いって情報先行型で趣味に対して無駄に知識を得ようとしたりするのに、小野田がちっとも自転車に関して調べようとしない辺りも違和感バリバリ。
閑話休題
朝7時頃出発していつものように一号線にでて横浜通ってそのまま西へ。途中から134号に乗り換える。134に乗ってからは、漫画みたいにスプリントもどき。16kmくらいを必死こいて平均40km/hくらいで走る。山登る前に疲れた。一人どうやっても追いつけない人が前にいた。ほぼ同じくらいだけどケイデンスはあっちが上だな。まだまだ余裕ありそうだった。
そんなこんなで、茅ヶ崎抜けて小田原に十時過ぎ頃到着。小田原丼サミットとかやってる。こないだのB1グランプリみたいなもんか。もうちょっと余裕があれば寄ったんだけどな。今日は箱根登るだけで精一杯だし軽くコンビニで補給してから通過。そのまま箱根湯本も通過して本格的な登りへ。
ここまでは結構日差しもあって暑かったけど、登りはじめてからは段々と涼しくなってくる。つか若干肌寒い。登りの状況で汗があんまりでないのは悪くないけど、これ登りきったらもっと気温下がるかな。と思いつつ登ってると、結構自転車で登ってる人がいる。一人とんでもないスピードで登ってる人にぶち抜かれましたが、5人ほど追い抜く。車も多いんで追い越すタイミングが難しい。下手に抜こうとすると体力だけ使って抜けないなんてことも。まあ登りの速度に差があるから一端抜くとそのまま引き離してたけど、駅伝の人と比べると亀みたいなもんです。なんとか宮の下までは順調に言ってここから右折。小涌谷のほうに。
ここからが正直きつかった。途中ハンドル操作を誤ってすっころぶ。それ以外はひたすら登り続けるけど、13kmくらいのところで手持ちの水分が切れる。若干すでに唇の乾きがあってかなりヤバい感じ。しょうがないんで自動販売機で停止して補給。とはいえ、あと300mくらいで国道一号最高地点であとは下りだけで芦ノ湖まで行けたから止まらんでもよかった。後でわかった事だけど。こんなコースをケイデンス120でまわすってどんだけ。
その後は無事に芦ノ湖に到着して軽く食事。あとご当地キティ買ってこいという壮大なオツカイ真っ最中なんで箱根モデルをかたっぱしから購入。芦ノ湖畔で休憩してから帰途につく。帰りはさらに急な箱根旧道を使う。ひたすら下り。七曲がりとかビビりながらなんとかクリア。途中なんか車が混んでんな、と思ったら思いっきり事故ってた。道路の真ん中に車が止まっててどうにも通りにくい状況。とはいえ、路面にガソリンが流れ出てる状況じゃうかつに動かせないからしょうがないかもな。坂なんでかなり広範囲に流れてて、もちろんそこに停まってる車ある訳で大丈夫かね。たばこの投げ捨てとかやって炎上したりしそうだな。
そこを過ぎたらあっさりと箱根湯本。登りに1時間半くらいかかっても下りはあっという間というのは納得いかねえ。そのまま来たのとほぼ同じコースで帰る。ちっともスピードがでねえ。足が完全に売り切れてるなあ。来た時は小田原まで4時間切ってたのに帰るのは5時間くらいかかった。つーかーれーたー。
結局、8時間くらい乗ってて190kmくらい。登りの遅さは前半のスプリントでカバー。足よりも肩とかのほうがつらい。まだポジションに隙があるのかな。