感想

居なくなるエピソードから説得の話はよかったけど、そこに挟まれるフミノの恋愛エピソードは蛇足すぎる。なんか場違いな上にむしろ探すのを邪魔してるだけでどうみてもそこに入れるべきエピソードに見えない。
学費が0っていう学校がかなり突飛な設定だけど、主人公勢がほぼ全員施設で血縁関係が薄いっていうのを補っているんだな。高校生活っていうのは話作りやすいから多用されるけど、ほんとにそこでないと描けないっていうほどの話がないのがもったいない。ま、現実の方が高校無償化とかなってしまってこの学校の特異さがなくなってるけどな。

プロスポーツの世界ってある程度の以上の能力者のなかから更に選抜されているんじゃないかなあ、とか思うんでこういう精神的に弱いキャラってどうやってここに至ったのか想像がつかなくてどうにも共感できん。それまでのコーチや恩師はなにをやってたんだろう。支えられてきた描写があるのにそれすら気づいていなかったのかそれとも思いで補正か。
試合自体は戦術重視なだけあって、人間外技術の応酬とかならなくて流れが強調されてるのがいい。さいきんイナズマイレブンとか見てたらサッカーって団体スポーツなこと忘れそうになるからな。

やっと董卓死亡か。まだまだ孫策の時代だし、のんびりしてるな。正直言ってこっからしばらくは謀略だし、呂布ばっかだし、あんまりおもろくない。

のほほんとした世界観に重いバックグラウンド。あれだけ製作陣の大口を叩かれると意図が透けて見えて逆に白けた。あんなのを誰彼かまわず話されても聞くほうが困る。どうも独りよがりな作りだなあ。あれは大事な家族を奪われた、ってだけで十分なところをわざわざ同情をさそうような話にする必要がないんじゃないかな。というかこの話は他のメンバー全員にしてるのか、そうでないのかどっちだ。